名前:前川ちはる
インターン先:NPO法人地球市民ACTかながわ/TPAK
大学:桜美林大学
参加年度:2014年度
専門的な学びを得たいと思った
活動のきっかけは?
国際協力専攻なので、以前から、NPO・NGOの活動にとても関心がありました。そして、大学でNPO・NGO団体でインターンシップができる授業があると知って選択し、その授業を通して、様々な分野で活動をしているNPO団体の方々のお話を聞いていくうちに、NPOに対してさらに関心が高まっていきました。
そして、アクションポート主催で行われた、NPO団体とのお見合い会に参加して、地球市民ACTかながわでインターンシップをすることになり、この団体では、もともと関心があったフェアトレードの活動をしていて、その仕組みを徹底的に学びたいと思ったので、長期のインターンシップを選択しました。
企画から当日準備まで1から作り上げた
インターンの内容について聞かせてください
インターンシップの活動内容は、おもに事務作業、イベントでの物販の販売、被災地復興ボランティア、夢ワカメ・プロジェクトなどです。イベントでは、地域のものから日本最大規模のものまで数々参加して、TPAK独自のブースを出店しました。イベントごとに雰囲気もそれぞれ異なり、とても楽しかったです。
被災地復興ボランティアでは、岩手県の釜石市にある保育園の夏祭りのお手伝いをしました。そして、とくに力を入れた活動は、夢ワカメ・プロジェクト。これは、横浜市内のこどもたち約300人と数々のNPO団体が協力して、ワカメを育てながら海をきれいにするというものです。このイベントでの私の担当は、こどもたちの前でワカメショーを披露することでした。こどもたちに楽しんでもらえるように、台本や衣装を1から作成しました。
みんな1つの目標をもっているから、どんな作業もやりがいを感じられる
インターンをしてきて一番うれしかったこと、インターンの魅力ややりがいを感じたことは何ですか?
活動では、普段の私生活ではなかなかできないこと(フェアトレードなど)を経験させていただき、自分なりに挑戦できることが魅力的でした。それだけではなく、こんなにも様々な世代の方と交流できる場は貴重だと感じました。活動中は、なるべく多くの方とコミュニケーションをとることを心がけていましたが、年下である私の話を親身になって聞いて下さり、ほんとうに嬉しかったです。インターンシップを通して、NPOスタッフ、ボランティア、学生、地域の人などの多くの方々に出会って、それぞれの考えを聞くことができて勉強になりました。なにより、自分自身の視野が広がりました。TPAKでの活動内容は、個々で異なる場合が多いが、みんなが1つの目標であるアジアのこどもたちの支援に向けて活動しているので、どんな作業もやりがいを感じることができました。
地道な作業の積み重ねが大きな力になる!
自分がインターンを経験して、変化したことはありますか?
インターンシップを経験して、精神面と技術面で変化したことがあります。
まずは精神面。ここでの活動は、ほとんどが事務などの地味な作業ばかりでした。はじめは、この作業が本当に国際協力として意味があるのか、誰かのために役立っているのかと多々疑問に思っていた。しかし、団体の方は、こうした地味な作業の積み重ねがいつしか大きな力となって、確実に現地のこどもたちを救っているのだと常日頃仰っていた。私も活動を重ねていくうちに、そう信じて活動することが大切であると気付きました。
技術面では、あまりパソコンが得意ではなく、どちらかと言えば苦手でしたが、団体の方で、以前IT関連で就職していたパソコンのプロがいるので分からない所は教わって、徐々にパソコンに対する抵抗がなくなっていきました。それどころか、おかげで確実にタイピングのスピードが早くなった気がします。
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