名前:牧野貴壮
インターン先:NPO法人アクションポート横浜
大学:関東学院大学
参加年度:2014年度
「参加する」側から「発信する」側へ
インターンの内容について聞かせてください
アクションポートが携わっているプロジェクトへの参加やそれらの活動を開始、維持、増進させるための会議への参加。また、広報活動として団体の方と営業活動や自分たちが活動した情報をSNSやブログなどへの発信、このプロジェクト自体の冊子を作る仕事、他のNPO団体にボランティアとして活動に参加し、その情報をデータベースにする仕事。私はこれらの活動に対して半年間関わりをもち、それに携わっているメンバーと共に活動をしてきました。自分がこの中で特に力を入れた活動は他のNPO団体の情報をデータベースにする仕事です。自分は今まで活動にただ参加するだけになっていた面がありました。それも悪いことではないのですが、その情報を他の人に発信することが出来ていませんでした。この活動は情報発信の重要さと難しさを味わえる活動でした。そのため、自分もそれに応えようと思い、特に力を入れて活動しました。
自分の望むものを得るためのインターンシップだと気付いた
インターンをしてきて一番うれしかったこと、インターンの魅力ややりがいを感じたことは何ですか?
私が長期インターンシップの中で一番嬉しかった事は団体の方にアドバイスをもらった時です。私は一度インターンシップを途中で諦めようと思った時がありました。学校で自分が関わっている団体の仕事とはあまりにも活動の内容が違っていたり、友達にインターンシップの重要性を問われた時に答えることが出来なかったりし、このインターンシップの活動への関わり方が分からなくなったことがありました。そこで団体の方が今後の活動に関する相談をする機会を作ってくれました。そこで団体の方に「自分の好きなことを出来る様になって欲しい、自分がしたいことは周りの環境に関わらず自分の行動や気持ち次第だと思う。」というアドバイスをもらいました。この時から私は自分の望むものを得るために自分のしたいことをやっていこうと思い始めました。これを機にインターンシップにやりがいや魅力を求めるようになりました。
正直両立は難しい、でも関わり方を見直すと継続することもできる
インターンと大学やその他の活動との兼ね合いはどうでした?
私は大学に入学し、様々なことに挑戦したいと思い、実際に様々な活動を始めていました。学校で開かれる大会の実行委員、自分が学びたいと思った専門学、それらを継続させていくためのアルバイト。これらと並行させて始めたのがこのNPOインターンシップでした。どれも中途半端では継続できないもので諦めようと思った時もありました。しかし、一度自分のやりたいことを整理し、活動に対しての関わり方を見直すと継続させていくことはそれ程困難ではありませんでした。しかし、活動に対する関わり方をよりよくして、活動の質を上げるにはそれなりの時間と労力が必要だと感じました。その面からみると、このインターンシップの活動の成果が団体の方が望んだものに答えられていないかもしれません。結果として、インターンシップと大学やその他の活動との兼ね合いは上手くいかなかったと思いました。
好きなことを伝えることで、自分の周りの環境を変えることができる
インターンを始める学生へのメッセージをお願いします。
物事を様々な視点から考えることを心掛けてみてください。自分がインターンシップを始めたら何が得られるか。自分が今行っていること、自分が今後やってみたいこと、自分が尊敬している人。自分を中心に考えると様々なことを考えることが出来ます。しかし、それだけがすべてではないと思います。友達が好きなこと、友達が今後やってみたいこと、友達が尊敬している人。すると、自分の考えが膨らんでいくだけでなく、友達のことにも興味が湧くようになると思います。また、自分がやりたいこと、自分が好きなことは自分から働きかけないと始まりません。自分がやりたいこと、好きなことを伝えていくことで周りの環境はより良くなると思います。時には周囲とかみ合わないこと、立場的に言いにくいことがあると思います。そんな時は相談することを忘れないでください。相談を受け、頼りにされることが嫌と思う人は中々いないと思います。
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