2020年3月23日月曜日

【NPOインターンシップ体験談】頭で考えるよりも、“とりあえずやってみる”〜海老沢 桃花さん



海老沢 桃花 えびさわ ももか(明治学院大学 2年)
インターン先:アークシップ
インターンシップ期間:20198~201911

音楽に関われるインターン
Q.なぜNPOインターン(長期)を選んだのですか?
A.中学・高校時代に吹奏楽部に所属しており、音楽に関わる仕事に興味があった。大学の授業の中で、音楽系のNPO団体にインターンができるプログラムがあると知り、参加を決めた。
一番魅力を感じた、アークシップの受け入れが長期しかなかったため。また、イベントや団体の人に長期間、深く関わることで、有意義なインターンにしたいと思ったため。


新しい発見の連続
Q.インターンの活動の中でも、やりがいのあった活動は何ですか?
A.様々な団体に取材をしたこと。
私は、社会的マイノリティの方が経営するカフェや身体障害者支援施設、子供とその親のためのNPO団体への取材や、視覚障害者支援施設の方を招いて視覚障害を持つ方の誘導や白杖体験をした。自分の想像以上に知らなかった部分が多く、新しい発見の連続だった。そういった経験が出来たことと、そこで得た知識をどのようにホッチポッチに活かすか、また、どのような言葉で第三者に伝えるかを考える時間はとても有意義なものだった。


頭で考えるよりも、“とりあえずやってみる”
Q.インターンを通して変化したことはありますか?
A. “とりあえずやってみよう”という考えで動けるようになった。
今までは、行動に移すことは勇気のいることで、頭の中で考えられていても、深く考えすぎてしまい、なかなか行動に移すことができなかった。しかし、このインターンでは、止まって考えている余裕はなく、とりあえずやってみよう、という柔軟な考え方ができるようになった。頭で考えているよりも、実際に動いた方が見えてくるものが多い、ということを学べた。





【NPOインターンシップ体験談】参加者のことを考える運営〜仲上 佳希さん


仲上 佳希 なかがみ よしき(慶應義塾大学 2年 )
インターン先:横浜NGOネットワーク
インターンシップ期間:20198~20203

JICAへの興味からYNN
Q.なぜNPOインターン(長期)を選んだのですか?
A. JICAに興味を持ったのがきっかけです。JICAの情報を多く知りたかったので短期よりは長期の方がJICAの関係者の方々と接する機会が多いと感じ長期のインターンを選びました。YNNを選んだのはJICA横浜内にあり、かつ他の国際NGOと関わる機会が多かったのでYNNを選びました。


悩みながらも仕事を全うすること
Q.インターンの活動の中でも、やりがいのあった活動は何ですか?
A.よこはま国際フェスタの運営準備とよこはま国際フォーラムの当日運営です。
フェスタに関しては、僕のインターン中で一番時間を割いた出来事でした。僕がYNNに入って主導で関係者の方々と計画を練るという経験をした初めての出来事だったので大きなやりがいを感じました。
フォーラムは運営をした初めての出来事でした。運営側の動きを知れた初めての経験で、悩みながらも仕事を全うすることができたので、こちらも大きなやりがいを感じました。


参加者のことを考える運営
Q.インターンを通して変化したことはありますか?
A.運営に対する考え方は大きく変化したと思います。
今までの自分は運営側に回る際に、自分たちがしてきた成果を見せることに重きを置いていました。しかし小俣さんの運営の考え方・仕方を見ていると成果を見せるというよりは、どうすれば安全に参加者の方が楽しんでもらうかに重きを置いていました。
特に印象に残っているのはフェスタが台風で中止になった際に、「撤退にも楽しみを感じないといけない」とおっしゃっていたことです。


【NPOインターンシップ体験談】人との“出会い”がやりがいに〜加藤 拓海さん


加藤 拓海 かとう たくみ (関東学院大学3年生 
インターン先NPO法人アークシップ
インターンシップ期間20198~20203

企業ではなくNPO
Q.なぜNPOインターン(長期)を選んだのですか?
A.夏休み中何かに挑戦しようと思っていたところNPOマネジメントという授業でこのNPOインターンシッププログラムのチラシを見たから。
企業でのインターンは正直、面白そうではなかったが、このNPOのインターンは自由度が高く楽しそうだなと思った。
長期を選んだ理由は、音楽に対しての考え方に共感したアークシップで活動したいと思ったから。

人との“出会い”がやりがいに
Q.インターンの活動の中でも、やりがいのあった活動は何ですか?
A.ホッチポッチミュージックフェスティバルのための施設訪問に最もやりがいを感じた。
その理由は人との“出会い”を今までになく感じることができたから。自らの足で出向き、直接話すことの重要さを肌で実感した。誠意をもって相手と接するとそれが相手に伝わり、学生の自分に対しても対等に近い形で接してもらえ、そのことにやりがいと責任を強く感じた。
アポイントメントをとり、得た情報を発信するプロセスを学生のうちに実践できてよかった。


社会に出ることへの希望
Q.インターンを通して変化したことはありますか?
A.大きく変化したことは、社会に対する意識だと考える。
社会人になることに対して漠然とした不安を抱えていたが、NPOで働く人や、ボランティアとして関わっている人の生き生きと活動している様子を見て“大人”ってこんなに楽しく仕事や、やりたいことを追求できるのかと思った。
今は社会に出ることで自分のやりたいことをより実現していけるのではないかという思いになった。