2013年12月24日火曜日

アクションポートのクリスマス

今年は12月14日にサンタプロジェクトを無事に終え、早々にサンタじまいをしてしまったアクションポートの事務所ですが、世の中は今日24日がクリスマス・イブ!街中は昼間から大勢の人出で、サンタ服のバイク乗りの人がいたり、本物のロバが馬車のような乗り物をひくサンタタクシー(?)が道路を走っていたりと、とにかくとても賑やか!

すっかりクリスマスムードからおいていかれてましたが、なんと代表理事の昌子先生が「メリークリスマス!」とケーキを差し入れに事務所まで来てくださいました。かわいいブッシュドノエルのケーキで、事務所の中でもクリスマスのひと時を味わうことができました。こうしていつも事務局を支えてくださり、本当にありがとうございます!


そして仕事を終えた後は、今日はみなとみらいのビルが全館点灯する日で、ナビオス横浜の前では横浜キャンドルカフェもしているとのことなので、寒いビル風にも負けず街を行くカップルに負けず行ってまいりました!予想通りのすごい人出でしたが、とても夜景がきれいで、改めて人を引き付けるみなとみらいの魅力を感じました。


寒い中で見るキャンドルはとっても暖かくきれいでした!



こちらの横浜キャンドルカフェのイベントについては、こちらも!
http://candle-cafe.jp/index.php?id=1


2013年12月11日水曜日

12月10日みなとみらいサロン開催レポート!

12月10日(火)16:00より、みなとみらい21の会議室をお借りして、みなとみらいサロンを開催しました。これまでも不定期で開催してきたみなとみらいサロン。今回は、「企業市民のネットワークで魅力ある街を創る!」という主題で、3回のサロンを開催する予定となっており、10日はその第1回目でありました。

企業のCSR活動といえば、最近ではよく聞きなれた言葉になってきていますが、その一方で地域の企業の中には「社会貢献はしたいが、どこから何を始めればいいか分からない」、「1社ではできることが限られてしまう」などという悩みが現状としてあります。みなとみらいサロンでは、これまでもこのような地域の課題と向き合い、企業やNPOや様々なセクターが連携してより地域を盛り上げていくことを目標に展開してきました。

そして、今回は特に3回連続で開催するということで、まずは地域のことを知るため、歴史に焦点を当てて、横浜シティガイド協会の嶋田昌子さんより、横浜の誕生から今の形になるまでの変遷を講義していただきました。


横浜というと、今もやはり港町で異国情緒のあるイメージが強いですが、嶋田さんいわく、「横浜の歴史は海の中から始まった」というように、江戸時代にまだ横浜村であった頃(塩の生産地だったそうです!)から、海岸部が徐々に開拓されていき、開国を経たことで劇的に近代的なまちとして形作られてきたということでした。

貴重な写真や地図といった資料と嶋田さんの語りの中から、遠い昔の歴史から少しずつ今の地形が話の中から見えてくるようで、とても興味深く感じました。

そして続いては、富士ゼロックスで社会貢献部門を牽引してきた清水あつ子さんより、企業の社会貢献について。

          

元は地球環境に対して企業が果たせる責任を考えるところから始まったCSR活動は、今では企業のブランディング効果や様々な価値が見出されるようになり、企業の経営戦略としてより積極的にCSR活動を展開して、地域社会を含めたステークホルダーとCSR活動により生じる価値の分配を考えていくことが求められるようになってきたのだということでした。

清水さんからのお話しを伺うと、これからのCSR活動においては、より地域社会へと視点を向けることが必要になってきているという印象を受けます。

では、こうした現在のCSRの潮流を踏まえながら、地域の中ではどのような社会貢献活動を実践していくことが効果的でしょうか。とても簡単に答えの出せる問題ではないですが、今回のみなとみらいサロンでは、みなとみらい地区で実際に地域性を意識した社会貢献活動を実践している2つの組織より事例紹介がありました。

まずは、みなとみらい地区の企業人のネットワーク組織として設立された、MMcc(みなとみらいコミュニティクラブ)のみなさん。


MMccは、企業人として横浜みなとみらいで働くこととなっても、「地域に何があるかも分からないし、もっと地域のことを知りたい!」という思いを持った有志が集まり、そこから<町内会>のように、地域の中で企業の壁を越えて交流を図ることができるようになるためのネットワーク組織として始まりました。

活動内容は、定期的な勉強会だけでなく、地域の施設を見学したり、スポーツ大会のようなイベントも開催していて、こうした中で1企業を超えたつながりが生まれて、地域の活性化にもつながっていくのだそうです。何よりも、活動参加者の皆さんが楽しそうで、自由で誰でも気軽に参加できる取り組みとなっているようでした。

社会貢献活動を進めていくうえで、まず自ら地域で楽しもうという姿勢は、一番基本的であり一番大事なハートの部分だな!と改めて思うことができました。

そして、次は富士ゼロックスのみなさんより地域と本業を活かした事例の紹介。


富士ゼロックスは、古くからとても社会貢献活動に熱心な企業で、企業側からより積極的に社員に対して社会貢献活動への参加を働きかけ、多様な活動が会社全体へ根付いてるようでした。

その活動内容は、特に企業の技術を生かしたものにすることを重視しており、例えば、弱視の子どもたちのための拡大教科書づくりや、被災地の文章洗浄など、印刷や文章作成に関する取り組みを展開しています。

また、地域に目を向けてた活動にもなるようにと、その地域のニーズに対して活かせる技術を投入して産まれた活動もあり、みなとみらいの事例では、作業所のパンなどを場内で販売や、ビルの中にアートスペースなどの一般公開も行っているそうです。

そして、富士ゼロックスアドバンストテクノロジーでは、みなとみらい地区で展開される「100万人のキャンドルナイト」や「横浜サンタプロジェクト」などの地域イベントへに参加し、社員の地域参画と他部門との交流を計るようになったそうです。

自社の技術に、地域性を備えることで、活動内容の幅がより広がると共に、企業にとっても地域にとっても価値のある、WIN-WINの活動にできる可能性が見えるようでした。

ここまでたーっぷりと、地域と社会貢献活動に関する濃厚なお話しを伺ったところで、最後は会場全体で質疑応答と意見交換を行いました。すごくわくわくするようなお話しばかりだったので、参加者からの質問も熱が入ってました!


全体の意見を聞いてみると、なかなか地域との接点をつくることができないという共通した課題があるなかで、横浜の地域で働く企業人とはいえ、個人や組織などの立場の違いや、仕事とプライベートなどの関わり方の違いで、興味関心は様々な方向にあるようでした。でも、そうした様々な興味関心が新たな視点となって、新しい活動へと発展させていくこともできるように感じました。

まだまだ課題も多くテーマも難しいですが、こうして出会い議論していく場を設けていくことを、これからもどんどん実施していきたいなと思います!

2013年11月29日金曜日

事務局恒例行事!?「サツマイモ堀り」

少しブログの更新が遅くなってしまいましたが、今回はいつの間にか事務局恒例行事となった「いも堀り」の話題をご報告いたします!

少し寒さが和らいだ11月28日、事務局スタッフ総出で、仕事着に作業着と軍手を持って、大和市にある畑でサツマイモを収穫して参りました。

なんで恒例行事になってしまったかというと、去年のイベントの際にサツマイモを譲ってもらったことがきっかけで、今年も「いもができたよ~」と声をかけていただきました。

ちなみに、去年の「いも堀り」の様子はこちらから。
http://actionport-yokohama.org/blog.html#/list/20121108


そんなことで、今年も2畝分のいも堀りに挑戦しました。
今年の芋は太くて長くてすごく美味しそうでしたが、その分掘っても掘ってもなかなか抜けなくて大変!


でも、大物なだけに抜けるときはまさに芋づる式ですっきり爽快な気分でしたー


手を動かしながらも「中間支援のNPOでなんで芋ほりしてるんだろうね」と、笑いながらもそれがアクションポートらしさかな!と、改めて自分たちの認識まで共有できたりもしました。芋ほりをしながらこんな話題になってしまうのも、アクションポートだからなんでしょうか^^

そして、収穫量はこんなにも!


この日とれた芋は一旦寝かせて、甘くなるのを待って、年明けのイベントで使うことになっています。

去年のイベントがきっかけで、芋をいただいて、その芋がきっかけで、また次のイベントへつながって、、この世界にいると、こうしたご縁というものの不思議さと楽しさを感じる瞬間が醍醐味だなと思います。

そして、芋ほりの後には、ふかし芋もいただいて、これがまたとってもうまい!
汗を流して同じ釜の“芋”を食うことは、しばらくアクションポートの通過儀礼になりそうな予感のする芋ほりでした。





2013年10月7日月曜日

ヨコハマの「まちづくりびと」が大集合!

5日のインターンシッププログラムに続いて、6日は横浜市民活動支援センターにて、ヨコハマ市民まち普請事業のイベント、「第三回まちづくりびと全員集合!」を開催しました。

今回実施する「まちづくりびと全員集合!」では、横浜でまちづくりの実践者や興味をもつ参加者が集まり、日頃のまちづくりに対する思いと課題を共有しました。

イベントはⅢ部構成となっており、まず最初は「平成25年度第2次コンテスト対象提案活動懇談会」。今年度の1次コンテストを通過したグループより、2次コンテストに向けた進捗と課題について共有され、それに対して過去にまち普請の助成を受けた先輩団体からアドバイスやコメントが寄せられました。


地域の人を巻き込んでいく際のコツや、2次コンテストに向けてどんなことをポイントにしていくべきかなど、様々なテーマでディスカッションがされました。

続いて「平成24年度整備等成果報告会」。ここでは、昨年度に整備を終えたグループの成果報告が行われ、助成金を受けた後も苦労したことなど、まさに体験者の生の声を聴くことができました。



そして、午後は参加者全員が集結して、ワールドカフェ風の意見交換を行いました。
「担い手発掘&育成」、「情報発信&広報」、「モノ・カネ・ノウハウ」、「団体相互のネットワーク作り」の4つのテーマに分かれ、各テーブルで白熱した議論が展開されました。



2セッションの話し合いの後、全体での発表と意見交換が行われ、ディスカッションの内容を速記したものが参加者へ配布されました。

地域でまちづくりを実践している方はそれだけ強い思いをもっていますが、日頃は活動で忙しく、
こうした思いを共有する機会が中々ないため、会場でも意見があったように、今回のような共通のテーマや課題をもった者同士で集まり、意見交換する場は貴重になるようです。

まちづくりとは、1グループだけで解決するものではなく、様々なネットワークが必要になります。ここでのつながりが広がって、それぞれのまちづくり実践がより発展していくことができたら、もっともっと横浜のまちが魅力的になるんだなぁと思います。

みなさまのこれからの活躍をご期待しています!

NPOインターンシップ【短期プログラム成果報告会&長期プログラム中間報告会】

10月となって各地でイベント目白押しとなっているように、アクションポートもこの土日はイベントで盛り上がっておりました。当日の様子はブログでもどどんと報告したいと思います!

まず、5日(土)はNPOインターンシッププログラムの、短期プログラム生の活動報告会と長期プログラムの中間報告会を開催しました。

学生のインターン活動の様子は、これまでもブログなどでも紹介してきましたが、夏休みも終わり、10日間の短期プログラム生は今回の報告会をもって、全プログラム修了となります。

この日は学生だけでなく、受け入れNPOのコーディネーターや、大学職員も集まり、まずは活動の振り返りから行いました。短期プログラム生は、活動にあたり最初にたてた目標の達成度合いについて、長期プログラム生は現時点の課題を各自共有してブラッシュアップしました。そして、NPOのコーディネーターの中でも受け入れ時の振り返りと、学生に伝えたいメッセージを出し合いました。

そして、グループ内での共有ができた後は、学生一人一人が活動を体験してきた感想を全体で発表しました。実際に活動したからこそ感じたこと、気が付いたことがあったということが、たくさん!

そして、短期プログラム生には、修了証書も無事に渡されました。
修了おめでとうー!


最後に全体で記念撮影。


思えば、5月の研修会から5か月しか経過していないのですが、みんなはじめと比べて頼もしく、10日の体験とはいえ、大きな充実感があって生の現場でしか味わえない体験ができたのだなと感じました。

プログラム自体はここで修了となりますが、ここで考え経験してきたことは、むしろ今後にこそ活きることだと思いますし、ここでできたネットワークをより深めていってもらえるといいなぁと思います。

みなさんお疲れ様でした!

当日の様子はfacebookページでもご覧ください!
https://www.facebook.com/NPOinternship

2013年9月19日木曜日

9/18 「エコツアー~エコな船出…紙櫂船に乗って3R夢(スリム)島へ~」を実施しました。



昨日918日、公益財団法人横浜市資源循環公社(http://www.shigenkousha.or.jp/)様とアクションポート横浜学生チーム主催によるエコツアーが行われました。このエコツアーは、今年度のアクションポート横浜学生チームにとって初めての大きなイベントであり、約30名程の参加者の方々にお集まりいただきました。

 

9:30  みなとみらい21クリーンセンター集合

◇参加者にツアー趣旨を説明した後、自己紹介を行い、アイスブレイクとして全員でフルーツバスケットをしました。

 

10:00  バスで出発

◇バス内ではエコに関するクイズを実施。ごみや環境について勉強できました。

 

11:00  ()大川印刷http://www.ohkawa-inc.co.jp/ 到着

◇まずは、代表取締役社長大川哲郎氏のお話を伺いました。いかに地域や人々から必要とされる「存在価値」を築けるか。また、本業を通していかに社会へと貢献するか。常に向上心を持ち、徹底的なCSRへの取り組みは素晴らしかったです。

 

12:00  昼食休憩

お昼は崎陽軒のシュウマイ弁当を食べ、弁当箱の分別についても学びました。

 

13:00  大川印刷様 工場見学

◇実際に製紙工場にも案内していただき、大川印刷様の環境に徹底した取り組みを自分たちの目で確かめました。

 

14:00  工場 出発

 

14:45  横浜市資源リサイクル事業協同組合http://www.recycledesign.or.jp/ 到着

◇まずは上屋(港湾の荷さばき用倉庫)を見学しました。実際に集められた古布や古紙の行方について知ることができました。次に、企画室室長の戸川孝則氏のお話を伺いました。お話の中では、参加者全員でごみの分別を体験したりし、ごみや環境について深く考えさせられました。
 


 

16:30  工場出発

 

17:00  みなとみらい21クリーンセンター到着、振り返り、解散

◇振り返りの部分に関しては次回以降の記事にまとめたいと思います。乞うご期待!

 
 
 

 このツアーでは、「紙」をテーマとして扱いました。紙を通して環境についても考え、分別の大切さや横浜市の取り組みについて学ぶことができました。大変貴重な経験となり、エコツアーとしては大成功だったと思います!今後もエコツアーをはじめ、アクションポート横浜学生チームとして様々なイベントを行っていきたいと思います。また、今回のツアーを通して得た知識や経験を、もっと多くの方々にも知ってもらえるように発信してきたいと思います。
ご協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。


 

 

主催:アクションポート横浜学生チーム、公益財団法人横浜市資源循環公社

協力:NPO法人アクションポート横浜

 
 
 

アクションポート横浜インターン生 高橋智也
 
 

 

2013年9月10日火曜日

インターン生訪問~フェアスタートサポート~

高島町にあるNPO法人フェアスタートサポートの事務所まで、インターン生の活動を覗きに行ってまいりました!ここでは2名の学生が長期プログラムで参加しており、この日は一人で事務仕事に励んでいました。


子どもや若者の就労支援を行っているフェアスタートは、いつも明るくて賑やかな印象があって、この日も卒業生が来ていて、インターン生とも楽しくコミュニケーションをとっているようでした。事務所に来ると色んな人と出会えて、そこでフラットな会話を楽しめるのはNPOのインターンならでこそかもしれません。こうして他愛のない些細なことから、何でも話し合えるような関係性を築いていくことは、ごく自然なことのようでも実は難しくて、でも仕事にも重要なことの本質かもしれません。

学生の個性もあり、それを発揮できる環境もあり、終始リラックスして活動に取り組めているようで安心でした。こうした土台があってこそ、活動にもより専念出来るかなと思います。長期プログラムは12月まで活動が続きますが、これからどんな気付きがあるか楽しみです。たくさんのことを吸収してきてくださいね!


2013年9月9日月曜日

みんなどうよ?NPOインターンシッププログラム中間交流会開催!

少し報告が遅くなってしまいましたが、先週の9月5日(木)にNPOインターンシッププログラムの中間交流会を開催しました。今年の中間交流会は、本プログラムの受け入れ団体でもある、NPO法人アークシップの貸しスペースをお借りして、今まさにインターン真っ最中の学生が6月の研修以来久々に集まりました!


まだまだこれからインターン活動が始まる学生から、中には既に全プログラムを終えた学生までいましたが、交流会のワークでは、「みんな、ぶっちゃけどうなのよ?」ということで、①インターンでできたこと、②できなかったこと、③どうしたらできなかったことができるようになるか、の3点について各自振り返ったものをみんなで共有しました。活動現場は違えど、「あるあるー」なんて共感できることがあったり、自分とは違う人の発見に感心したりと、それぞれの経験があったからこそ話は盛り上がっているようでした。

そして、今回は交流会なので楽しいことをしたいなーと思っていたら、、突如アイスブレイクがフルーツバスケットに!


あまりの超展開でしたが、おかげで思い出になる交流会になったかもしれません。それにしても、みんな表情が真剣そのもの!何事にも全力は活動の基本!

そして、空気が温まりきったところで、最後はみんなで車座に座って一人1分ずつ活動の報告をしました。ここでは、活動内容や楽しかったことをシェアしましたが、本当にみんなの表情がイキイキしていて、言葉では伝わらない「楽しかった」がジンジン伝わってきました。



活動が楽しくて充実していたという思いもそうですが、研修のころとは見違えるくらいに、一人ひとりの声に張りがあってしゃべり方もはっきりとしていて驚きました。活動を通して得られた自信というか確信というか、それぞれが何らかの確かな実感を得てきたのではないかなと感じました。

夏のインターンもここで折り返して、10月には短期プログラムの報告会があります。ここまでの経験と今回の交流会を経て、次までにどんなステップをそれぞれが積み重ねてくるのでしょうか。今回の交流会は、次に会うことがまた楽しくなりそうな交流会でした!また報告会であいましょう!

2013年9月4日水曜日

インターン生訪問~片倉うさぎ山プレイパーク~

本日の午前中に神奈川区片倉町にある片倉うさぎ山プレイパークに伺ってきました。
(片倉うさぎ山プレイパークのHPはこちら⇒http://usagiyama-pp.net/

伺う数十分前にかなり強い雨が降るような生憎の空模様だったのですが、うさぎ山プレイパークは雨でも開園しています。現地に着いた時には写真のように倉庫の前にタープがはられていて、その下からみなさん歓迎の声を上げてくださいました。



雨はすでに止んでいたのですが、流石に来園者は少なめでした。ちょうど今日は月に一度の「子育てカフェ(0歳児のママのための交流の場)」だったのですが、こちらもこの空模様なので来られていたのは一組。でも、一組であってもこの天気で来ていることが、ママさんたちの大切な場所になっていることを物語っているような気がしました。
この子育てカフェの中心を担っているのも、このプレーパークで子育てをされているお母さん達です。お子さんが少し大きくなって幼稚園に通っている間、こちらの手伝いをされているそうです。そんなお母さん達の支え合いのリレーが素敵だなと感じました。


さて、学生さん達はというと、子育てカフェに来た赤ちゃんを抱っこしながらお母さんたちと談笑したり、幼児と水のかけあいっこをしたりと、かなり場に馴染んでいました。
話を聞くと「子どもと仲良くなるだけでなく、お母さんと話すことも大事だと感じた」であったり、「最初は子どもと遊ぶだけだと思っていたけど、一人ひとりの性格が見えて面白いし、関わり方も考えている」など、人と関わる現場での学びを深めている様子が感じられました。何より「楽しい!!」様子が言葉からも動きからも伺えました。



残りの期間も精一杯楽しんで、また気付いたことを聞かせてくださいね。


2013年9月3日火曜日

インターン生訪問~障害者自立生活センターIL・NEXT~

今日の午後は、根岸から少し歩いたところにある「障害者自立生活センターIL・NEXT」まで活動中のインターン生を訪ねてきました。



今日は月曜恒例の映画鑑賞会の日で、物語のクライマックスに差し掛かるいいところに、文字通りお邪魔してしまいましたが、快くお話を伺わせていただきました。(ちなみに本日の映画は、頸髄損傷の富豪と、その介護人となった貧困層の若者の交流を描いた『最強のふたり』)

障害者自立生活センターのみなさんは、いつも心のバリアが低く、お話をしているとほっとすることがあります。インターン生を受け入れる際は、学生一人で困らないか心配していたそうですが、学生に話を聞くと「ごく自然体でいられた」そうでした。

日常生活の中では、障がいのある方と接する機会は中々ないですが、こうしたインターンシップでは、そうした方の日常を知る機会にもなります。「ここに来て少しでも障がい者を見る目を変えてほしい」と、コーディネーターの渋谷さんをはじめ、ここで活動するみなさんが思っています。

みなさんと話していると、そうした気持ちがまっすぐに伝わってくるようで、でも、それを押し付けるのではなく、むしろここにいる私たちのことも受け入れてもらえるように思います。そうした姿勢があるからこそ、みんなが「自然体」でいられる素敵な現場だと感じました。まさに現場を知ることの醍醐味だと思います。


2013年8月27日火曜日

インターン生訪問~びーのびーの~

午後はNPO法人びーのびーのさんの活動現場にお邪魔しました。
今日はインターン生達が独自で水遊びのイベントを企画、実施したようです。
残念ながら午前中の企画には間に合いませんでしたが、午後も楽しそうに子ども達と活動していました。






びーのびーのさんにはアクションポートのインターン生以外にも、他のインターン生やボランティアの学生など、同世代で活動する人がたくさんいるようです。
参加学生に様子を聞くと「保育について学んでいる学生やそうでない学生など多種多様な人がいて勉強になる」とか、「初めて来た学生にはどういう風に接してあげればいいのか伝える場面もあって、それが自分の気づきになる」というお話も聞けました。
そうした学生同士の刺激も大事ですね!

近いうちに今日の水遊び企画の様子をインターン生ブログにも更新してくれるそうですので、皆さん、是非注目してみていてくださいー!

インターン生訪問~WE21ジャパン~

今朝はWE21ジャパンが開催する、「世界食料デー」のプレイベントを訪ね、夏のインターン活動で参加している学生の様子を伺ってきました。

イベントでは、3人の学生が受付や記録などの役割をこなしていました。イキイキと活動できているようで、事前研修のころとは見違えるように、頼もしい表情でした。10日という短い期間ですが、地域を感じてたくさんのことを吸収できたようです。報告会たのしみにしています!

学生の活動ブログもご覧ください!
http://ameblo.jp/npointernship/entry-11597375531.html






2013年8月26日月曜日

もうすぐお目見え!「みどりアートパーク」

今年の10月5日のオープンに先駆けて、緑区民文化センター「みどりアートパーク」へ訪問してきました!本当はまだ公開されていない場所ですが、今回は特別にある素晴らしいアートを見せてもらいました。


みどりアートパークには、300人規模のホールがありますが、そのホワイエを彩るレリーフとしてそのアートは飾られています。

なかなか見ごたえのあるこちらのアートは、このまちの新開発のために無くなることとなった「汽車ポッポ」公園に生えていた樹木を活用して、地域の小学生を中心にみんなで作成した巨大レリーフです。このひとつひとつの花はワークショップを開催して、世界で一つの“自分を表すお花”として作られたもので、そうして住民ひとりひとりを表す花が集まって、まさに地域のシンボルとなる大輪を咲かせています。

まだこのブログでは全容写真の掲載は控えますが、一目見て「わぁ!」っと、その迫力と何か心地よい感動を覚えました。10月になったら、ぜひ1度は現物を見に「みどりアートパーク」へ足を運んでみて下さい!

・・・ちょっとそこまで待てない!と言う方は、この作品の少し小さなものが、「みどりアートパーク」に隣接するスーパーの2階でも既に見ることができます。

人と人がつながって出来た、素晴らしいまちのアートです!

みどりアートパーク
http://www.m-artpark.com/



2013年8月23日金曜日

NPOインターンシップ:学生の活動の様子を見学させていただきました1

NPO法人教育支援協会さんの活動を見学に日枝小学校放課後キッズクラブにお邪魔しました。
今日はあいにくの雨でしたが、子ども達はアイロンビーズで楽しんでいました。
写真はインターン生が子どもたちが作ったビーズにアイロンをかける様子です。


自治会発!湘南八景「お助けマン」とコミュニティサロン「ほっこり」

今日の午前中は、京急六浦駅から少々歩いたところにある、コミュニティサロン「ほっこり」へお邪魔してきました。最近はいろんな地域にコミュニティサロンができるようになりましたが、この「ほっこり」は事例として珍しく、地元の湘南八景自治会の方たちによって運営されています。サロンを覗くと、一地域の自治体のものとは思えないくらい、広くて明るくきれいな中の様子に驚きます。


日替わりの限定ランチメニューが充実していて、お昼に近い時間帯になると、地域の人々が集う場所になり、とても賑やかな様子でした。


でも、なんで自治会がコミュニティサロンを運営するようになったのか少し不思議に思いました。そこでお話を伺ったところ、もともとは地域内での暮らしを支えるために、湘南八景「お助けマン」という活動を展開していて、そこから定期的に人が集う場所が必要だという意識が芽生え、今のサロンの形になっていったそうです。

自治会の方の地域を愛する思いが伝播するように、地域の方がその地域のために何かを考えたり、力をふるっていて、そうしたことが地域の中で循環していて、とても素敵だと思いました。本当に安心して暮らせる場所とは、きっとこういった地域のことなのでしょうね。

そして、今日は私たちも温かいご厚意を受けて、1日20食という貴重なランチをいただくことができました。


このサロンや「お助けマン」の方たちは職人肌の方が多いそうですが、ここの厨房の方も元は学校で給食を作っていたようで、味も衛生管理もばっちり!自分の持っているスキルを最大限に活かした活動ができる場所にもなっていて、ボランティアの方の生きがいにもつながっているようでした。

心もおなかも満たされたヒアリングでした。
こうした元気な自治会がまちにもっともっと増えたらいいなぁと思いました!

コミュニティサロン「ほっこり」
http://www.ac.auone-net.jp/~hokkori/

2013年8月21日水曜日

お三宮のコミュニティサロン「おさん」

本日も恵まれた天候の中、元気に現場訪問をしてまいりました!今回の訪問先は、南区南吉田町にあるコミュニティサロン「おさん」。市営地下鉄「吉野町」から徒歩数分の距離にあり、今日も訪れると中から元気な子供たちの声が聞こえてきました。


「まちはひとつのお家」と考え、サロンの中は子どもからお年寄りの方まで誰でも気軽に使えるようなコミュニティスペースとなっています。そうした人の思いが集まってつくられた場所なので、日に日に人気が増してきているようで、とても活気のある場所です。


このサロンがあるお三宮や吉田町の歴史なども伺い、はずかしながら初めてそこに息づく文化やまちが移り変わっていく様子を知りました。子どもたちや私たちのような新参者が、地元を長く支え続けてきた人々からお話を伺う機会も、こうしたコミュニティスペースだから生まれるのだと、改めて嬉しく感じることができました。

来月にはお祭りがあり、コミュニティサロンの前も神輿行列が練り歩くそうです。横浜の文化をより深く知る貴重な機会ですので、「お三宮参り」にどうぞお出かけください!

コミュニティサロン「おさん」
http://www.community-osan.org/
南吉田町内会
http://www.minamiyoshida.jp/



2013年8月20日火曜日

横浜市長屋門公園に行ってきました!

今日はアクションポートのスタッフで、横浜市瀬谷区にある「長屋門公園」を訪問して、公園を拠点に活動される方にお話を伺って来ました。


公園に着くと、まずは立派な長屋門が目に入り、中に入ると趣のある古民家や蔵や登り窯まであってびっくり!


とても落ち着いていて心が安らぐ空間ですが、何よりもすごいのはここの公園づくりを市民の方たちが支えているところ。懐かしい風景ですが、そこにある建物や道具は今も現役で力強く感じます。この公園をはじめとした地域づくりのお話を伺いましたが、本当に大勢の方のネットワークがあり、とても素敵な場所でした。スタッフ一同もよいリフレッシュができました!


横浜市長屋門公園についてはこちら
http://members2.jcom.home.ne.jp/9327mzss/