2013年10月7日月曜日

ヨコハマの「まちづくりびと」が大集合!

5日のインターンシッププログラムに続いて、6日は横浜市民活動支援センターにて、ヨコハマ市民まち普請事業のイベント、「第三回まちづくりびと全員集合!」を開催しました。

今回実施する「まちづくりびと全員集合!」では、横浜でまちづくりの実践者や興味をもつ参加者が集まり、日頃のまちづくりに対する思いと課題を共有しました。

イベントはⅢ部構成となっており、まず最初は「平成25年度第2次コンテスト対象提案活動懇談会」。今年度の1次コンテストを通過したグループより、2次コンテストに向けた進捗と課題について共有され、それに対して過去にまち普請の助成を受けた先輩団体からアドバイスやコメントが寄せられました。


地域の人を巻き込んでいく際のコツや、2次コンテストに向けてどんなことをポイントにしていくべきかなど、様々なテーマでディスカッションがされました。

続いて「平成24年度整備等成果報告会」。ここでは、昨年度に整備を終えたグループの成果報告が行われ、助成金を受けた後も苦労したことなど、まさに体験者の生の声を聴くことができました。



そして、午後は参加者全員が集結して、ワールドカフェ風の意見交換を行いました。
「担い手発掘&育成」、「情報発信&広報」、「モノ・カネ・ノウハウ」、「団体相互のネットワーク作り」の4つのテーマに分かれ、各テーブルで白熱した議論が展開されました。



2セッションの話し合いの後、全体での発表と意見交換が行われ、ディスカッションの内容を速記したものが参加者へ配布されました。

地域でまちづくりを実践している方はそれだけ強い思いをもっていますが、日頃は活動で忙しく、
こうした思いを共有する機会が中々ないため、会場でも意見があったように、今回のような共通のテーマや課題をもった者同士で集まり、意見交換する場は貴重になるようです。

まちづくりとは、1グループだけで解決するものではなく、様々なネットワークが必要になります。ここでのつながりが広がって、それぞれのまちづくり実践がより発展していくことができたら、もっともっと横浜のまちが魅力的になるんだなぁと思います。

みなさまのこれからの活躍をご期待しています!

NPOインターンシップ【短期プログラム成果報告会&長期プログラム中間報告会】

10月となって各地でイベント目白押しとなっているように、アクションポートもこの土日はイベントで盛り上がっておりました。当日の様子はブログでもどどんと報告したいと思います!

まず、5日(土)はNPOインターンシッププログラムの、短期プログラム生の活動報告会と長期プログラムの中間報告会を開催しました。

学生のインターン活動の様子は、これまでもブログなどでも紹介してきましたが、夏休みも終わり、10日間の短期プログラム生は今回の報告会をもって、全プログラム修了となります。

この日は学生だけでなく、受け入れNPOのコーディネーターや、大学職員も集まり、まずは活動の振り返りから行いました。短期プログラム生は、活動にあたり最初にたてた目標の達成度合いについて、長期プログラム生は現時点の課題を各自共有してブラッシュアップしました。そして、NPOのコーディネーターの中でも受け入れ時の振り返りと、学生に伝えたいメッセージを出し合いました。

そして、グループ内での共有ができた後は、学生一人一人が活動を体験してきた感想を全体で発表しました。実際に活動したからこそ感じたこと、気が付いたことがあったということが、たくさん!

そして、短期プログラム生には、修了証書も無事に渡されました。
修了おめでとうー!


最後に全体で記念撮影。


思えば、5月の研修会から5か月しか経過していないのですが、みんなはじめと比べて頼もしく、10日の体験とはいえ、大きな充実感があって生の現場でしか味わえない体験ができたのだなと感じました。

プログラム自体はここで修了となりますが、ここで考え経験してきたことは、むしろ今後にこそ活きることだと思いますし、ここでできたネットワークをより深めていってもらえるといいなぁと思います。

みなさんお疲れ様でした!

当日の様子はfacebookページでもご覧ください!
https://www.facebook.com/NPOinternship

2013年9月19日木曜日

9/18 「エコツアー~エコな船出…紙櫂船に乗って3R夢(スリム)島へ~」を実施しました。



昨日918日、公益財団法人横浜市資源循環公社(http://www.shigenkousha.or.jp/)様とアクションポート横浜学生チーム主催によるエコツアーが行われました。このエコツアーは、今年度のアクションポート横浜学生チームにとって初めての大きなイベントであり、約30名程の参加者の方々にお集まりいただきました。

 

9:30  みなとみらい21クリーンセンター集合

◇参加者にツアー趣旨を説明した後、自己紹介を行い、アイスブレイクとして全員でフルーツバスケットをしました。

 

10:00  バスで出発

◇バス内ではエコに関するクイズを実施。ごみや環境について勉強できました。

 

11:00  ()大川印刷http://www.ohkawa-inc.co.jp/ 到着

◇まずは、代表取締役社長大川哲郎氏のお話を伺いました。いかに地域や人々から必要とされる「存在価値」を築けるか。また、本業を通していかに社会へと貢献するか。常に向上心を持ち、徹底的なCSRへの取り組みは素晴らしかったです。

 

12:00  昼食休憩

お昼は崎陽軒のシュウマイ弁当を食べ、弁当箱の分別についても学びました。

 

13:00  大川印刷様 工場見学

◇実際に製紙工場にも案内していただき、大川印刷様の環境に徹底した取り組みを自分たちの目で確かめました。

 

14:00  工場 出発

 

14:45  横浜市資源リサイクル事業協同組合http://www.recycledesign.or.jp/ 到着

◇まずは上屋(港湾の荷さばき用倉庫)を見学しました。実際に集められた古布や古紙の行方について知ることができました。次に、企画室室長の戸川孝則氏のお話を伺いました。お話の中では、参加者全員でごみの分別を体験したりし、ごみや環境について深く考えさせられました。
 


 

16:30  工場出発

 

17:00  みなとみらい21クリーンセンター到着、振り返り、解散

◇振り返りの部分に関しては次回以降の記事にまとめたいと思います。乞うご期待!

 
 
 

 このツアーでは、「紙」をテーマとして扱いました。紙を通して環境についても考え、分別の大切さや横浜市の取り組みについて学ぶことができました。大変貴重な経験となり、エコツアーとしては大成功だったと思います!今後もエコツアーをはじめ、アクションポート横浜学生チームとして様々なイベントを行っていきたいと思います。また、今回のツアーを通して得た知識や経験を、もっと多くの方々にも知ってもらえるように発信してきたいと思います。
ご協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。


 

 

主催:アクションポート横浜学生チーム、公益財団法人横浜市資源循環公社

協力:NPO法人アクションポート横浜

 
 
 

アクションポート横浜インターン生 高橋智也
 
 

 

2013年9月10日火曜日

インターン生訪問~フェアスタートサポート~

高島町にあるNPO法人フェアスタートサポートの事務所まで、インターン生の活動を覗きに行ってまいりました!ここでは2名の学生が長期プログラムで参加しており、この日は一人で事務仕事に励んでいました。


子どもや若者の就労支援を行っているフェアスタートは、いつも明るくて賑やかな印象があって、この日も卒業生が来ていて、インターン生とも楽しくコミュニケーションをとっているようでした。事務所に来ると色んな人と出会えて、そこでフラットな会話を楽しめるのはNPOのインターンならでこそかもしれません。こうして他愛のない些細なことから、何でも話し合えるような関係性を築いていくことは、ごく自然なことのようでも実は難しくて、でも仕事にも重要なことの本質かもしれません。

学生の個性もあり、それを発揮できる環境もあり、終始リラックスして活動に取り組めているようで安心でした。こうした土台があってこそ、活動にもより専念出来るかなと思います。長期プログラムは12月まで活動が続きますが、これからどんな気付きがあるか楽しみです。たくさんのことを吸収してきてくださいね!


2013年9月9日月曜日

みんなどうよ?NPOインターンシッププログラム中間交流会開催!

少し報告が遅くなってしまいましたが、先週の9月5日(木)にNPOインターンシッププログラムの中間交流会を開催しました。今年の中間交流会は、本プログラムの受け入れ団体でもある、NPO法人アークシップの貸しスペースをお借りして、今まさにインターン真っ最中の学生が6月の研修以来久々に集まりました!


まだまだこれからインターン活動が始まる学生から、中には既に全プログラムを終えた学生までいましたが、交流会のワークでは、「みんな、ぶっちゃけどうなのよ?」ということで、①インターンでできたこと、②できなかったこと、③どうしたらできなかったことができるようになるか、の3点について各自振り返ったものをみんなで共有しました。活動現場は違えど、「あるあるー」なんて共感できることがあったり、自分とは違う人の発見に感心したりと、それぞれの経験があったからこそ話は盛り上がっているようでした。

そして、今回は交流会なので楽しいことをしたいなーと思っていたら、、突如アイスブレイクがフルーツバスケットに!


あまりの超展開でしたが、おかげで思い出になる交流会になったかもしれません。それにしても、みんな表情が真剣そのもの!何事にも全力は活動の基本!

そして、空気が温まりきったところで、最後はみんなで車座に座って一人1分ずつ活動の報告をしました。ここでは、活動内容や楽しかったことをシェアしましたが、本当にみんなの表情がイキイキしていて、言葉では伝わらない「楽しかった」がジンジン伝わってきました。



活動が楽しくて充実していたという思いもそうですが、研修のころとは見違えるくらいに、一人ひとりの声に張りがあってしゃべり方もはっきりとしていて驚きました。活動を通して得られた自信というか確信というか、それぞれが何らかの確かな実感を得てきたのではないかなと感じました。

夏のインターンもここで折り返して、10月には短期プログラムの報告会があります。ここまでの経験と今回の交流会を経て、次までにどんなステップをそれぞれが積み重ねてくるのでしょうか。今回の交流会は、次に会うことがまた楽しくなりそうな交流会でした!また報告会であいましょう!

2013年9月4日水曜日

インターン生訪問~片倉うさぎ山プレイパーク~

本日の午前中に神奈川区片倉町にある片倉うさぎ山プレイパークに伺ってきました。
(片倉うさぎ山プレイパークのHPはこちら⇒http://usagiyama-pp.net/

伺う数十分前にかなり強い雨が降るような生憎の空模様だったのですが、うさぎ山プレイパークは雨でも開園しています。現地に着いた時には写真のように倉庫の前にタープがはられていて、その下からみなさん歓迎の声を上げてくださいました。



雨はすでに止んでいたのですが、流石に来園者は少なめでした。ちょうど今日は月に一度の「子育てカフェ(0歳児のママのための交流の場)」だったのですが、こちらもこの空模様なので来られていたのは一組。でも、一組であってもこの天気で来ていることが、ママさんたちの大切な場所になっていることを物語っているような気がしました。
この子育てカフェの中心を担っているのも、このプレーパークで子育てをされているお母さん達です。お子さんが少し大きくなって幼稚園に通っている間、こちらの手伝いをされているそうです。そんなお母さん達の支え合いのリレーが素敵だなと感じました。


さて、学生さん達はというと、子育てカフェに来た赤ちゃんを抱っこしながらお母さんたちと談笑したり、幼児と水のかけあいっこをしたりと、かなり場に馴染んでいました。
話を聞くと「子どもと仲良くなるだけでなく、お母さんと話すことも大事だと感じた」であったり、「最初は子どもと遊ぶだけだと思っていたけど、一人ひとりの性格が見えて面白いし、関わり方も考えている」など、人と関わる現場での学びを深めている様子が感じられました。何より「楽しい!!」様子が言葉からも動きからも伺えました。



残りの期間も精一杯楽しんで、また気付いたことを聞かせてくださいね。


2013年9月3日火曜日

インターン生訪問~障害者自立生活センターIL・NEXT~

今日の午後は、根岸から少し歩いたところにある「障害者自立生活センターIL・NEXT」まで活動中のインターン生を訪ねてきました。



今日は月曜恒例の映画鑑賞会の日で、物語のクライマックスに差し掛かるいいところに、文字通りお邪魔してしまいましたが、快くお話を伺わせていただきました。(ちなみに本日の映画は、頸髄損傷の富豪と、その介護人となった貧困層の若者の交流を描いた『最強のふたり』)

障害者自立生活センターのみなさんは、いつも心のバリアが低く、お話をしているとほっとすることがあります。インターン生を受け入れる際は、学生一人で困らないか心配していたそうですが、学生に話を聞くと「ごく自然体でいられた」そうでした。

日常生活の中では、障がいのある方と接する機会は中々ないですが、こうしたインターンシップでは、そうした方の日常を知る機会にもなります。「ここに来て少しでも障がい者を見る目を変えてほしい」と、コーディネーターの渋谷さんをはじめ、ここで活動するみなさんが思っています。

みなさんと話していると、そうした気持ちがまっすぐに伝わってくるようで、でも、それを押し付けるのではなく、むしろここにいる私たちのことも受け入れてもらえるように思います。そうした姿勢があるからこそ、みんなが「自然体」でいられる素敵な現場だと感じました。まさに現場を知ることの醍醐味だと思います。