名前:鈴木裕美
インターン先:横浜中華街パーキング協同組合
大学:神奈川大学
参加年度:2015年度
インターンのきっかけは?なぜ半年間の企業インターンを選んだのですか。
大学で学んでいることをアウトプットできる機会を探していた時に、アクションポートさんに声をかけて頂いたのがきっかけです。それから私は横浜市出身で、横浜有数の観光地である横浜中華街の玄関口として機能している中華街パーキングで、何か横浜に貢献できればいいなというのもありました。
半年という期間は、会社の中の時の流れを知るには1週間や1か月といった短期のインターンでは限界があると思ったので選びました。半年だったので、自分のペースで仕事を進めたり、勉強出来たりしたので良かったと感じています。
実際に体験したことから生まれた仕事
インターンの内容について聞かせてください
所属は営業部営業課でした。
仕事の内容は様々で、駐車場ならではのバスの予約業務や、車の精算機の売り上げを回収したり駐車券やサービス券を整理したりしました。
また、社員さんの打ち合わせに同席したり、会議の資料を作成したり、営業に同行することもありました。
特に力を入れた活動は、英語表記の精算案内の作成とスマートフォン用サイトの作成です。英語表記の精算案内は、実際に海外のお客様の対応が上手にできなくて、英語で説明する際に何かわかりやすくできるものがあればいいと思い作成しました。実際に体験したことから生まれた仕事で、最初から最後まで携わることが出来ました。
スマートフォン用サイトの作成は、ホームページのアクセス数アップという課題を与えられ、スマートフォンで中華街パーキングのサイトを見た際に見づらいと感じた事、よく料金やアクセスなどホームページを見ればわかる情報を電話で聞かれることを考慮し、見やすいスマートフォン用のサイトを作成しました。
苦手なことにも向き合い、進まない時も逃げない
インターンをしてきて一番うれしかったこと、インターンの魅力ややりがいを感じたことは何ですか?
英語表記の精算案内とスマートフォン用サイトが完成したときがうれしかったです。英語表記の精算案内は英語とイラストで作成をしたのですが、絵も英語も苦手な分野で作成にかなりの時間がかかってしまいました。それでも、一緒にやってくださった社員さんのフォローや委託した大川印刷の社員さんの力で徐々に形にすることが出来ました。苦手なことにも向き合い、進まない時も逃げないのが仕事だと感じました。一人ではここまで出来なかったし、たくさんの人に助けてもらったのがやりがいに繋がりました。
スマートフォン用のサイトは、最初に私が思っている「こういうサイトにしたい!」という意見を、社員さんと委託したRCIフロントネットの担当の方に伝えました。それをサンプルにしてもらって修正するという流れを繰り返して出来ました。公開された日にホームページを見たときはすごく感動しました。会社のホームページを大学生が変えてしまうなんてなかなかできないことですが、それを任せてくれるのがインターンの魅力だと思います。
思っていることを言葉で伝えられるようになった
自分がインターンを経験して、変化したことはありますか?
自分で一番変化したと感じるのは積極性です。私は、あまり自分の意見や考えを言葉に出して伝えるのが得意ではなくて、話し合いの場でも発言することはそんなにありませんでした。ですが、スマートフォン用のサイトを作成する際に、メインで進めていくのは私だと自覚し、「いいものを作りたい」という思いもあって打ち合わせでは、積極的に意見を言ったり質問したりすることが出来るようになりました。また、会議が終わった後に会議室を片づけたり、報告書を上げたりと「誰かやってくれるかなと思っていたこと」行動に移すこともできました。思っていることを言葉で伝えられるようになったことは、自分の中では大きな変化で、これができるようになってからは課題に取り組むのが楽しくなりました。
インターンを始める学生へのメッセージをお願いします。
インターンシップを始めるきっかけとか目的とかは様々だと思います。なんとなくでもいいと思っています。会社の組織の一員になれること、働いている大人を間近で見られること、社会人としてのマナーを身に着けられることなど得られることはたくさんです。私の場合は、大好きな人達(社員さんや関わっていただいた方々)、社会に出ることが楽しみになる気持ち、働いたからこそ分かった周りの人への感謝、達成感や自分のやりたいことなど得られたものは想像以上でした。1つのことからこんなに多くのことを学べるんだなって思いました。
学生だし、スキルもないし「私なんかがインターンしていいのかな」なんて最初は思っていましたが、最初は何もできないのが当たり前で、それを大人はちゃんとわかっていてしっかり受け止めてくれます。将来に迷っていたり自信がなかったりしたら、一歩踏み出す最高のきっかけがインターンシップだと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿