6月22日(土)、横浜市西地区センター体育室にて、ヨコハマ市民まち普請事業の1次コンテストが開催されました。「ヨコハマ市民まち普請事業」とは、公開式のコンテストを通過した市民団体のハード整備案に対して、横浜市が整備助成金を交付するという、ちょっと珍しい事業です。コンテストは、6月と2月と2回あり、今回はその1次コンテストが行われました。
今年のコンテストには、6グループから提案があり、①創意工夫、②意欲、③公共性といった3つの審査基準により、1次コンテスト通過グループの選考が行われました。
午前中は、グループによるプレゼン大会や個別に審査員との質疑応答が行われました。紙芝居や、衣装など発表の細部までこだわり抜かれていて、どの団体からも、この日の為に工夫を凝らしに凝らしてきたことが伝わってくるような、とても面白くて、熱い発表でした。
午後は、発表内容を踏まえて公開議論を行いました。どの参加者の方も、自分たちの地域のことを自分たちでつくることを真剣に考えいて、大きな目標からちょっとした悩みまで、会場内では様々なことが共有されました。
「地域の心のシャッターを開きたい!」
「誰でも子供でも参加できるまちづくりにしたい!」
その地域に根付いて活動している人たちだからこそ出てくる言葉が印象的でした。そうした参加者の熱い思いに応えようと、審査員もその“のびしろ”を伸ばせるような質問や提案を懸命に投げかけていて、立場に関係なくみんなで各団体の応援をしているようでした。
今回の1次コンテストの結果では、5グループが2次コンテストに進むこととなりました。コンテストなので結果はつきものですが、このまち普請事業では、通過した団体のこともそうでない団体のことも、参加者全員が真剣に向き合い、会場全体で応援しています。
今回行われた1次コンテストを通過した団体は、10月に行われる「活動懇談会」で過去にまち普請事業を受けた先輩事例紹介や現状の意見交換を経て、2次コンテストに向けて、提案内容により一層の磨きをかけることが求められます。
コンテストは始まったばかり。各団体の“のびしろ”がどこまで伸びるのか、今後の成長が楽しみです!
まち普請事業については、こちらで詳細を確認できます。
http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/chiikimachi/machibushin/
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