2014年5月16日金曜日

【企業新人研修×市民団体】プレイパークでの遊具づくり研修

実施は先月(4月)末の話なので、少々報告が遅くなりましたが、横浜市ボランティアセンター(http://yokohamashakyo.jp/yvc/)のコーディネートで、みなとみらい地域に本社のあるエンジニアリング企業の新入社員研修を担当させていただきました。

今回は「ボランティア体験研修」にて地域貢献の意識化を図りたいというオーダーの中で、エンジニアリングの企業ということも踏まえて、横浜市内のプレイパーク運営団体にご協力いただき、プレイパークでの遊具づくりに取り組んでいただきました。

研修にご協力いただいたのは、港南区の港南台中央公園生き生きプレイパーク管理運営委員会。JR根岸線の港南台の駅より徒歩10分弱の場所にある港南台中央公園にて港南台生き生きプレイパークを運営されています。
(ホームページはこちら ⇒ http://ikiiki-playpark.jimdo.com/

プレイパークとは、子どもたちが自分の「やってみたい」と思ったことを、出来得る限り実現できるようにしている自由な遊び場のことです。地域の住民の方々が中心となって運営していて、子どもたちが地域の中で自由に遊び育つことができるよう様々な形で環境づくりを行っています。

その一つが、手作りの遊具。プレイパークでは、遊びのキッカケとして、ロープや木材、竹などをつかって遊具を手作りしています。しかし、特に大掛かりなものを作るには、それなりの時間と労力がかかります。そこで、今回、新入社員のみなさんには遊具づくりに取り組んでいただきました。

港南台中央公園生き生きプレイパーク管理運営委員会の代表の岡野さんより、プレイパークの概要や、その必要性・意義などについてお話を伺い、







遊具を作るには使う側の気持ちになることが肝要。
ということで、まずは遊び心を取り戻すために、自らがプレイパークで遊び
(許可の関係で写真は掲載できませんが、丁度園外保育で遊びにきていた保育園児とも遊んでいました)、




























いざ、グループに分かれて遊具づくりに。








































































実はプレイパークでも実際の建設現場でも、配慮が必要な点は共通だったりします。
また、複数の人数で一つの遊具をつくることを通して、段取りの組み方、人員の配置、時間配分など、プロジェクト管理やチームビルディングの訓練の機会も組み込みました。

最終的に全てのグループがある程度の形まで創りあげ、その場でお披露目を兼ねた振り返りをしました。


















地域貢献活動というと、町の美化や寄付などがまず思い浮かぶがかもしれません。確かにそれらの取り組みは実施した結果が見えやすいものでしょう。しかし、実際の地域の人たちとの繫がりは生まれにくいように思います。

今回のように実際に地域の中に入り、地域の人々と協働にて、地域のための活動(今回は遊具づくり)に取り組むことで、社員一人ひとりの中に地域との繫がりの意識が芽生えると考えています。実際、この研修のすぐ後の週末に社員の方々が3人程、遊具の続きを作りにプレイパークに来られたようです。

そのような繫がりの中から、地域のニーズに合わせた、またそれぞれの企業らしい地域貢献のタネが生まれてくるのではないかと考えております。






















今回のようなプログラムの企画・実施も随時相談を受け付けておりますので、気軽にお問い合わせください。
(事務局 高橋)

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