2018年7月2日月曜日

代表理事交代によりご挨拶

7月1日よりNPO法人アクションポート横浜の代表理事が昌子住江から高城芳之へと交代しました。


以下、新旧代表理事よりメッセージをお届けいたします。

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NPO法人アクションポート横浜の設立時より代表理事を務めてきた昌子住江です。
本年6月30日をもちまして、代表理事を退任することとなりました。 

 NPO法人アクションポート横浜は、設立趣旨書にあるように
「横浜に関わるNPO、企業、大学、行政等の異なる性格の組織が、
対等に集い連携できる場を形成し、かつ、多様な人材を育成し地域参加の機会を
創出することをもって、地域の様々な課題の解決を促し(中略)、
市民が支える地域社会づくりの実現に寄与することを目的」としており、
約10年に亘りさまざまな事業・活動を通してその実現を目指してきました。 

もちろんその実現は容易なことではなく、まだ道半ばといえますが、
この間ご理解ご協力いただきました会員、支援者の皆様に心から感謝申し上げます。
特に、年度末の活動報告会などで、若い人たちが積極的に活動する姿を
多くの方に評価していただき、それが当法人の特色であるとも言われてきました。

この度、当法人の事務局長でもあった高城芳之を新代表理事とし、
新たな体制で活動の刷新を図ることとなりました。
私とともに、副代表理事の岡部友彦、理事の川崎あや、同内海宏、同服部哲、
監事の佐藤源も退任いたします。
改めてこの間のご支援につき御礼申し上げるとともに、
新体制となりますNPO法人アクションポート横浜の今後の活動に対し、
変わらぬご支援とご協力をよろしく賜りますようお願い申し上げます。

昌子住江

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昌子先生からバトンを受け継いで、代表理事になる高城です。
皆さま、よろしくお願いいたします。

10年前、アクションポート がスタートした時は
市民活動センター内の小さな共同オフィスの机からスタートしたのを覚えています。

アクションポートのこの10年の歩みは皆さんと出会い、
とともに歩んできた10年で、僕個人としては皆さんに育ててもらった部分が
たくさんあったと思っています。

みんなで作ってきた土台に、次の10年はこの10年出会って来た、
関わって来た皆さんとともに作っていきたいと思っています。

とはいえ、正直なところやること、課題は山積みです。
しばらくは大変な時期にはなると思っていますが、
それでも希望を持って進んでいきます。

みなさんに応援いただける、そんなアクションポートを
これからも作っていきたいと思いますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

高城芳之

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今後ともアクションポート 横浜をよろしくお願いいたします。

2018年6月29日金曜日

【ご案内】アクションポート横浜10周年パーティを実施します。




いつもアクションポート横浜の活動にご参加ご協力をいただき、ありがとうございます。この度、アクションポート横浜では、10周年を記念して交流パーティを開催いたします。


アクションポート は2008年から横浜のセクターを超えた多様な組織が連携する場づくりを目指し、たくさんの方々にご支援いただき、様々な事業を実施してきました。

そして、10年経って地域やニーズも変わって行く中で次の10年をどう作っていくか。

このパーティではアクションポートのこれまでの活動を振り返る機会とともに、新体制での次の10年を共有する時間にしたいと思います。

これからの10年は出会った皆さんとともに作っていきたい。

パーティでみなさまと語り合えることを楽しみにお待ちしております。

ご参加を心よりお待ちしております。 

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■ 開催概要
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■日時:2018年8月4日(土) 13:30~17:00

■場所:BUKATSUDO (みなとみらい線みなとみらい駅徒歩3分)
    http://bukatsu-do.jp/access.html

■参加費:(会員)4,000円 (一般)5,000円 *懇親会費込み

■申込先:以下のフォームよりお申し込みください。
    https://goo.gl/WLGsxL


■お問い合わせ先:NPO法人アクションポート横浜
  TEL:045−662−4395 
 メール:info@actionport-yokohama.org
 


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■ 10周年メッセージを集めています!!!
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今回のパーティーでは、この10年を共に駆け抜けてきたみなさんからの応援コメントを募集しています!
専用フォームより、メッセージをお寄せください。
ご欠席の方も是非お願いします。

メッセージフォームはこちら
https://goo.gl/RDBp5x

ご協力お願いします!!

2018年3月31日土曜日

【学生スタッフ体験談】誰かの想いを支えながら自分の想いも乗せて叶えていくことが楽しい 〜山岡 博樹

山岡 博樹(明治学院大学)

2014年ー2018年

みなさま、こんにちは!
アクションポート横浜で学生スタッフをさせていただきました山岡です。
この春ついに大学を卒業し、社会人になります。「まだ学生だったのか!?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)感謝の気持ちを込めてこれまでの活動の振り返りを書かせていただきます。


アクションポートに関わったきっかけ

アクションポートとの出会いは戸塚のNPOで学生スタッフをしていた大学1年生の5月でした。
明治学院大学でのボランティア団体の説明会のときでした。所属していたNPOの先輩が団体の紹介をするので応援に行ったときに同じ教室で話をしていたのが高城さんでした。そのときは「多くの学生が関わってイベントを作り上げていておもしろそうな団体」という印象を持ちました。
そのあとも高城さんや昨年度卒業生のももすけ(高須賀さん)に会う機会は何度かあったのですが、初めて活動に参加したのはその年の10月にふらっとステーションとつかで行われた「ふらっとクッキング」という一人暮らしの大学生を対象に地域の方が料理を教えてあげるイベントでした。
このときは先輩に誘われて事前の打合せから参加されていただき、地域や若者の想いをかたちにしていく過程を見て、自分も関わりたいと思い、徐々に活動に参加するようになりました。


スタッフとしての活動

大学2年生になるときに前年度の学生スタッフがひとり辞めることになった際に後任に声をかけてもらったので、前述していたこともあり引き受けさせていただくことにしました。
学生スタッフはぼくの他にも2人いて、その2人は前年度の学生スタッフとインターン生だったので最初は仕事をその2人に任せ、ぼくは2人のフォローにまわることが多かったです。しかし、半年が経とうとした頃にひとりが辞め、もうひとりも辞め、学生スタッフがぼくひとりと長期のインターン生がひとりという状況になってしまいました。
2か月後には学生スタッフ3人の体制に戻ったのですが、最初はどうすればいいかもわからない状況でした。今になって考えるとこの期間があったから大学生活の最後までアクションポートに関わり続けたのかな、とも思います。今まではどこか他の2人に任せてしまっていた部分がありましたが、アクションポートでの多くのことを自分事として捉えられるようになり、それまでの自分視点で動いていたのが、インターン生、参加してくれる学生、活動の価値や地域の課題という視点で見て動けるようになったのはこの時期でした。
一番悩み苦しい時期でしたが、多くの方と関わりを持てたときでもありました。活動を作る人たちの想いや課題感に触れる機会が多くあり、作る人たちの過程での大変さ、やりがいやおもしろさを垣間見ることができました。翌年以降に自分の持つ課題感から作る側の活動にも挑戦できたのはこの経験からでした。

最後に

アクションポートを通してこの4年間で多くのことを学ばせていただきました。
その中での一番の気付きは、「ぼくは自分の想いを全面に押し出すよりも、誰かの想いを支えながら自分の想いも乗せて叶えていくことの方が楽しいし向いている」ということです。
想いを持ったインターン生たち、NPOや企業のみなさんと活動したからこその気付きだとおもいます。
4月から働く会社も創業代表の想いがぼくの想いの延長線上にあったことが最大の決断理由でした。
これからは社会人としてアクションポートの想いを支えていけるように活動していきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします!

アクションポートで印象的だった瞬間BEST3


初めての長期インターン生の報告会(2016年3月)
→自分自身も試行錯誤の半年でしたが、最後にみんなの充実した半年だったことがうかがえる発表と表情を見ることができて感動しました。


ライフキャリアサミットで登壇(2016年2月)
→自分のありたい姿、これからの生き方を考える機会になりました。


高遠合宿(2015年9月)
→事務局メンバーで夜遅くまで想いやアクションポートのことを話した貴重な時間でした。

2018年3月29日木曜日

【NPOインターンシップ体験談2017】「関わってみたい」という気持ちこそが大切〜國井 美歩さん



名前:國井 美歩
インターン先:障害者自立生活センターIL・NEXT
大学:明治学院大学
参加年度:2017年度

「障害者にとっての自立」とはどのようなものか

Q.なぜNPOインターンを選んだのですか?

A.大学の授業で障害者福祉学を学んでいた際に「障害者の自立」という言葉が印象に残っていました。
「障害者にとっての自立」とはどのようなものなのか、座学ではなく自主的に行動できるインターンシップを通じて学んでいきたいと考えたためです。

IL・NEXTでインターンシップをしていなければ、参加する機会はなかなかなかった

Q.インターンの活動の中でも、やりがいのあった活動は何ですか?

A. 津久井やまゆり園事件の第一回フォーラムへの参加です。
IL・NEXTさんでインターンシップをしていなければ、参加する機会はなかなかなかったように感じます。
IL・NEXTさん以外の障害に関わるNPO団体も参加しており、貴重なお話を聞くことができました。


「関わってみたい」という気持ちこそが大切

Q.インターンを通して変化したことはありますか?

A.インターンを始める前よりも積極的になれました。
障害をテーマにしたディスカッション、IL・NEXTの利用者さんや職員さんと会話をしていく中で自分の考えや意見を積極的に伝えられるようになりました。
インターンを始める前は障害者と関わることに不安を抱いていたけれど、「関わってみたい」という気持ちこそが大切であることに気づき、関わりの中から学んだことは多くありました。
今後は日々の生活や自分が社会人になって障害者と接する機会があった時にこの経験を生かしていきたいと思います。

【NPOインターンシップ体験談2017】イベントは気づきと気遣いがあって成り立つもの〜荒木 優里奈さん


名前:荒木 優里奈
インターン先:NPO法人ARCSHIP
大学:東洋英和女学院大学
参加年度:2017年度

このまま専門分野のことだけを知った状態で社会人になって良いのか?

Q.なぜNPOインターンを選んだのですか?

A.私は大学で専門分野を学んでおり、他学科の授業などを受ける機会が非常に少なく、このまま専門分野のことだけを知った状態で社会人になって良いのかと考える様になり、インターンをしてみようと思い始めました。 部活の先輩にこの NPO 法人のインターンを紹介していただき、長期のインターンを選んだのは、インターンの活動内容をより深く知ることができるとアドバイスをしていただいたことがきっかけになりました。

子どもたちが音楽を楽しんでいる様子を見て努力が報われた

Q.インターンの活動の中でも、やりがいのあった活動は何ですか?

A.インターン生企画で行った横浜市内の幼稚園や保育園を訪問し、音楽でつながる楽しさを共有する活動が印象に残っています。これは「ホッチポッチミュージックフェスティバル」のテーマだった「つながるを深める、つながりを表現する」から生まれた「つながリズム」で音楽の楽しさを伝えることができるのではないかと考え、企画したものでした。幼稚園や保育園のアポ取りにはじまり、子ども用の楽器の準備などに奔走する日々で大変でしたが、子どもたちが音楽を楽しんでいる様子を見て努力が報われた思いでした。

イベントは気づきと気遣いがあって成り立つもの

Q.インターンを通して変化したことはありますか?

A.イベントの現場体験で会場設営の知識を学べたことや、人に何かを伝える文章の書き方やお客さんへの気遣いなど、イベントを実際に体験することで知ることが多くありました。また、アークシップでは幅広い年代のスタッフが関わっており、「ホッチポッチミュージックフェスティバル」に向けたミーティングなどで色々な視点や観点からの意見を聞くことができました。大学生活の中でなかなか話すことが少ない年代の方々と話すのは新鮮で勉強になりました。また、団体自体が大学生に寛容的で、ミーティング時の意見を自分たちにはない新 しい視点だと受け入れてくださったことがとても印象的で嬉しく思いました。 今回アークシップでのインターンを経験し、イベントは気づきと気遣いがあって成り立つものだと知りました。 このような経験から、自分自身も「相手のことを考える」ことを忘れずに行動していきたいと思います。

2018年3月28日水曜日

【NPOインターンシップ体験談2017】過程を一番に重視して行動していきたい〜前原 正弥さん


名前:前原 正弥
インターン先:NPO法人ARCSHIP
大学:神奈川大学
参加年度:2017年度


学生生活の中で何かやらなきゃと思っていた

Q.なぜNPOインターンを選んだのですか?

A.私がNPOのインターンを選んだきっかけは、授業の一環で同じ神大生がNPOインターンシップのプレゼンをしているのを聞いて、単純に面白そうだなと思ったからです。当時の自分は学生生活の中で何かやらなきゃと思っていて、丁度いい機会だしこのインターンシップに挑戦してみようと飛び込みました。半年を選んだのは、短期よりも長期のほうが得られるものも多く達成感があると思ったからです。

生きるとは何か、考えさせられた

Q.インターンの活動の中でも、やりがいのあった活動は何ですか?

A.出演者訪問です。総勢54組出場される出演者さんにお話を聞きに行ったのが貴重な機会でした。特に自分の中で強く印象に残っているのが、和太鼓「あらじん」さんという和太鼓を叩く団体に行ったときのことです。メンバーは小学生から大人まで幅広い年齢層ですが、彼らは全員、障がいを患っています。自閉症やダウン症などハンディを持った方々ですが、彼たちのパフォーマンスを見た時にそんなハンディを感じさせないような圧巻なパフォーマンスでした。あらじんさんに生きるとは何か、考えさせられたようでした。


過程を一番に重視して行動していきたい

Q.インターンを通して変化したことはありますか?

A.このインターンで得られたものは数えきれないほどありますが、一番強く感じられたのは「過程の大切さ」だと思っています。ホッチポッチという一つのゴールに、計りきれないほどの強い思いがその過程にありました。通りすがりの人にとってはただのイベントだと感じますが、メンバーにとっては命懸けで成功させようと奮闘しています。たった一日で終わってしまうイベントに約一年前から企画、構成してきたメンバーたちの姿を見て、過程の大切さを何より強く感じることができました。こんなに物事に本気になれる大人を見て、素直にかっこいいと思いました。私はこの経験を活かして、これから始まる就職活動も仕事に就いてからも、ある目標を決めたらその過程を一番に重視して行動していきたいと思います。

【NPOインターンシップ体験談2017】自信を持って次の挑戦へ〜北坂 音於さん



名前:北坂 音於
インターン先:NPO法人ARCSHIP
大学:明治学院大学
参加年度:2017年度

団体で活動したい!と思えた

Q.なぜNPOインターンを選んだのですか?

A. NPOインターンには大学の授業の一環で参加しました。お見合い会でアークシップの話を聞いたときに面白そうだったのでアークシップを志望しました。最初は短期インターンに参加する予定だったのですが、アークシップは長期インターンの募集しかしていなかったため長期インターンを選びました。

福祉施設で行ったワークショップ

Q.インターンの活動の中でも、やりがいのあった活動は何ですか?

A. 「ホッチポッチミュージックフェスティバル」の広報活動の中の福祉施設でのリズムワークショップの企画・実行を行ったことです。理由はインターン生が一から企画を作り、周りの方々の手を借りながらではありますが主導して企画を行うことができたからです。

自信を持って次の挑戦へ

Q.インターンを通して変化したことはありますか?

A. このインターンに参加したことでかなり積極的になれたと思います。この経験で自信を持つことができました。その結果、ドイツへの留学が決定したり、ほかのNPO法人の活動へ参加するなどすでに生きてきていると感じています。今後もさらに大きく羽ばたくことができると確信しています。これからは自分が楽しいと思えることに積極的に取り組んでいきつつも、社会的に価値の高い人間になりたいと思います。