2014年2月27日木曜日

長期インターン活動報告

皆さんこんにちは!
NPO法人アクションポート横浜 長期インターン生の佐藤充幸です( `―´)ノ
僕らは約半年間、NPOインターンシップ事業の一環としてアクションポートで活動をしてきました。
今回はその活動報告を兼ねて、簡単ですが思ったことや考えたことをまとめさせていただきます。

【主な半年間の活動】
アクションポート横浜のインターン活動は夏ごろから始まり、事務作業・会議(学生会議やイベントの企画運営についてなど)・イベント準備・企業訪問など様々な活動がありました!!
活動では多くの学生や社会人と接する機会があり皆で協力する形の活動でした!!
      
    
(学生会議の様子)

会議ではイベントの内容や企画運営について各々の意見を言い合いながらも相手の意見を潰さないで取り入れることでより良い方針にしていきました!
他の人の意見を聞くことで考え方の幅が広がりました。
インターン生が携わったイベントはエコツアー・横浜国際フェスタ・横浜サンタプロジェクトなどがあり、インターン生の誰かがイベントのリーダー的存在となりつつも他のインターン生も協力する関係で企画運営等の活動をしました。どのイベントの企画運営も大変ではあったがやりがいのある活動が出来ました‼
長期インターンだからこそ多くのイベントを行なうことが出来て会議と企画運営のノウハウを向上することが出来たと思います。


そんな多くの活動が出来るアクションポート横浜のインターン活動の中で一番大きいイベントは横浜サンタプロジェクトでした!
長期インターン生は横浜サンタプロジェクトの実行委員会の会議に参加したり、学生サンタチームを発足し運営をして学生ブースの企画運営をしました。
手伝ってくれた学生はアクションポート横浜のインターン生の友達から集めるところから始まり、その友達の友達を巻き込んで一緒に活動することができ、学生の輪が広がりました。
学生は学校・学年・所属団体がバラバラではあったが、活動をする中でどんどん仲良くなり一緒に協力できる仲間になりました。
アクションポート横浜のインターン活動では繋がりが増えて活動の幅が広がり、インターン活動が終わっても連絡を取り合える関係が築けました。
3人のインターン生から一言

◇関東学院大学―佐藤充幸

インターンを始めたきっかけは、大学1年生の時に何もせずにキャンパスライフを過ごして後悔してしまい、2年生になっても同じように過ごすのは嫌だと思い何かしたいと思っていました。そこで学外の活動に目をつけてインターンシップを始めました。
インターン活動では企画運営や企業訪問や事務作業など多くの仕事に携わり社会の輪に入れたように感じました。そんなインターンシップ活動を行なって得たものは、人との繋がり・物事の視野の拡大・企画運営能力・仕事に対する責任感でした。
また、活動の中で多くの学生と関わって感じたことは、自分よりも凄い学生がいっぱいいるのだと気づきました。しかし、そんな凄い学生を超えたいと思えてもっと頑張りたいという意欲が生まれました。この超えたいという気持ちを得られたのはインターンをやって良かったと思えるものでした。
そして、色んな場所に行き多くの人と繋がり話すことで様々な考え方があるのだと思えました。インターンで得た繋がりは貴重なものです。この繋がりは今後も大事にしていきます。
企画運営をする際も社会人と関わるため独断で動けず責任ある行動をとるように注意するようになりました。
インターン活動で得たものはインターンシップが終わっても今後の自分の活動に活かして、更なる成長に繋げていきます!


◇専修大学―高澤美里


インターンのきっかけは大学でのサークルやアルバイトばかりしていてこのまま4年間終わらせるのはつまらないと思ったからです。
活動を通じて、自分のなかで変化したことは思っていることが他人にすべて伝わることはないということを実感したことです。そのうえで自分の意見を積極的に他人に発信していくようになれたと思います。また場の進行度合いを見たり、話が脱線してないか確認したり、全体を見渡したりするようになりました。主観的な意見を貫き通すだけではなく客観的な意見を取り入れつつまとめることができるように変化した気がします。

今後はインターンの経験を生かして大人数の意見をまとめる力や新しいアイデアを生み出す力を最大限に発揮していきたいです。またインターンで培った人間関係を今後も持続させていきたいです。せっかくイベントを通して他大学の学生との繋がりができたので今後も意見交換を行ったり何か一緒にイベントに携わっていきたいです。
貴重な経験をさせてくださった横浜アクションポートに感謝しています。ありがとうございました!

◇横浜市立大学―高橋智也


僕にとってインターンシップは、大きな一歩となりました。
最もこのアクションポート横浜でのインターンに魅力を感じたのは、「繋がり」が増えたことです。中間支援団体として様々なセクターに関わっているため、社会人や学生、他団体の方など多くの人と会う機会がとても増えました。また、ただ会うだけでなく一緒になにか取り組んだり、そこからさらに繋がりが増えたりなど、アクションポートを中心とした繋がりの輪が日々大きくなっていくことを体感できた点が魅力だったと思います。こうしてたくさんの人に会うことができること、またそこにいる人たちが多様でおもしろい人たちばかりであるということ、こうしたたくさんの人たちの繋がりによって日々の活動が成り立ち支えられているのだと実感できる点というのは、このアクションポートでしか味わえない魅力なのではないかと思います。
アクションポートでの活動は、私自身はじめてのインターンシップだったので、うまくいかなかったこともうまくいったこともたくさん学ぶことができました。今後は、自分が踏み出せばそこに世界は開かれるということを信じ、さらにたくさんの人々と会っていきたいです。繋がりによって活動の幅や団体としての魅力を増しているアクションポートにいたからこそ、今度は自分がそうした繋がりをもっと体感し、広げ、人としての幅を広げていける存在になりたいと思っています。

2014年2月23日日曜日

【大人のインターンシップ事業】乳幼児親子との交流イベント

2月22日(土)、大人のインターンシップ事業の一環
http://actionport-yokohama.org/action1/collabo/otona/otona.html)で、
NPO法人びーのびーのさん(http://www.bi-no.org/)の乳幼児親子との交流イベント
「てづくり凧をあげよう☆」に、公募で集まってくださった社会人・学生の皆さんと
一緒に参加してきました。

集合場所のびーのびーのさんの事務所に向かう途中、
イベントの会場にはすでにイベントの案内が。
今回、びーのびーのさんのご尽力で、ライフの広い駐車場を会場としてお借りできたとのこと。
また、地域の保育園の施設長さん、まちづくり運営協議会の会長にも
ご参加・ご協力いただくなど、びーのびーのさんの地域との繫がりの深さを感じました。



ボランティアとして参加いただく社会人・学生の皆さんと共に、まずはオリエンテーション。
今回のイベントの趣旨と、進行についてご説明いただきました。



その後、会場に移動。ちょっと肌寒い風が吹く中、会場の設営を行いました。
テントを立てるという経験もなかなかないですよね。組み立てにちょっと迷いました(苦笑)。



そして、おもちゃコンサルタントマスターでもあるたんぽぽ保育園の白瀧施設長より、
凧の作り方を教わりました。
型通りに切り取られたビニール袋に竹ひごをセロテープで止め、
風を受けられるように凧糸で反りをだします。
紙テープの足をとめて、揚げ糸を結んだら完成。
早速、スタッフのお子さんがその凧を持って駆け出しました。




そうこうしている間に開始の時間。一般の参加者が続々と来られました。
「大人も楽しもう!!」「おー!!」と開会の挨拶ののち、イベント開始。



本当に続々と親子連れがやってこられて、ボランティアのみなさんも大忙し。
でも、みなさん徐々に教え方が上手になっていくのが見てとれました。
それぞれの子どものペースに合わせ、保護者の方にも上手に協力いただきながら、凧づくり。



凧が出来上がった子どもたちは、広い駐車場を駆け回ります。
でも流石に人数が増えてくると、凧が絡まったり、凧が大人にひっかかったり(苦笑)。
大人、特にお祖父さん、お祖母さん年代の方々は、その姿を見て
「走らずに、こうやって風をうけるんだよ」と伝えようとするも、
幼児や小学校低学年の子どもたちは、なかなか上手くできず、やっぱり走り出します。
というよりは、走って揚げることを楽しんでいるのかな。
そんな姿を大人も笑顔で見守っていました。
あまりに盛況で終了予定時間が来る前に、用意していた材料が全てなくなってしまいました。
本当にすごい人でした。なかなかこうやって凧揚げする機会もないのかな。



片付けをした後は、事務所に場所を移して、振り返り。
ボランティアの皆さんからも「自分も楽しかった」、「普段ではない貴重な体験だった」
との感想をいただきました。
そして感激したのが「目の前で子どもたちが、初めてテープを切れるようになったり、
初めて紐を結べるようになったり、成長の瞬間が目の当たりにできたのが嬉しかった」
という感想。


最後にびーのびーのの取組についてご紹介いただきました。
「びーのびーののミッションは『みんなで子育て』、その“みんな”の1人になって欲しい」
というメッセージはとても心に響きました。
ボランティアは随時募集中とのこと。みなさんも是非、びーのびーのにコンタクトを。
フワフワの赤ちゃんや乳幼児たちとのふれあい、そしてその成長を目の当たりにできますよ。


びーのびーののみなさん、地域のみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。
(事務局 高橋)

2014年2月20日木曜日

長期NPOインターンシップ成果報告会を開催しました!

ここ数週間は雪の影響もあって寒さが増す一方ですが、それも季節が春に向かっている証拠。卒業シーズンにはちょっと早いですが、アクションポートでは先日2月17日(月)に、NPO法人アークシップさんが管理しているホワイトキューブをお借りして、本年度のNPOインターンシップ事業の長期プログラム参加生の修了式を行いました。

今年度の長期インターンの参加者は12名。8月よりおよそ6か月の間、それぞれ受け入れ先のNPOで活動しました。決して楽な半年間ではなかったと思いますが、それも長期インターンだからこそできる経験をそれぞれが積み重ねてきた様子。


報告会では、まず団体での活動の様子と個々の経験談のプレゼンテーションがあり、それに対して受け入れたNPOのスタッフの方よりコメントが贈られました。


プレゼンテーションでは、人前での発表で緊張しているようでしたが、その中でもそれぞれの発表から活動して初めて気付いたことの驚きや、苦労を乗り越えた後の達成感など、みんなの想いがじわじわと伝わってきました。


実際の社会に触れることで「人とのつながりがとても広がり、関係を構築する大切さを知った」、「考えるよりもまずは行動することが重要だった」など、インターンシップだからこそ気付いた点も、より実践的な内容でした。


様々な成果が語られた中で、「実は周りに相談できない悩みがあった」「責任が重くてつらかった」など、活動を継続する上で決して楽ではなかった本音の感想も出てきて、とても印象的でした。

その後の大学の先生からの振り返りでもありましたが、そういった体験こそが社会に出て組織の一員になる際に通過する経験であり、長期間のインターンシップだったからこそ感じることのできた一番の成果なのかもしれません。

また、長期間NPO団体と関わっていると、組織や社会人の余裕のなさも垣間見たかと思います。そうした背伸びをしない、リアルな社会を見て経験したことが、インターン生にとって今後の糧となる財産になることを願っています。

発表を終えた後は、修了証の授与。本当にお疲れ様でした!


学生を受け入れたNPOのコーディネーターの方からは、「これからは先輩になって、後輩に伝えていくことでやっと自分の成長になる」というコメントもありました。「未完で終わっている製作物を完成までやり遂げたい」という声もありました。

プログラムは一先ずここで終わりですが、この半年間の経験を活かしていくのはこれから。ものすごく濃密な体験だったと思うので、少しゆっくり時間をかけて頭の整理ができたら、ここで得られたことを様々な場所で活かして、また団体にも今度は先輩となって、ぜひ遊びに来てください!
(事務局:北川)





2014年2月19日水曜日

みなとみらいサロンその2「企業市民のネットワークで魅力ある街を創る!」を開催しました!

2月18日(火)、みなとみらい21の会議室をお借りして、今年度2回目のみなとみらいサロンを開催しました。今回のみなとみらいサロンは、「企業市民のネットワークで魅力ある街を創る!」という主題で、3回実施するサロンの第2回目でした。

前回のみなとみらいサロンでは、「まずは地域を知ろう!」ということで、みなとみらいの歴史や実際に展開されているCSR活動の事例について紹介があり、第2回となる今回は、参加者の企業やNPOの方と一緒に、お互いが持っている事例や資源を持ち寄って、「みなとみらいでできたら面白そうなこと」のアイディア出しを行いました。

※前回のみなとみらいサロンの様子はこちら

この日のゴールは、まちを盛り上げていく面白いアイディア出しですが、そもそもみなとみらい地区には何があるの?ということで、まずは、地域住民として高島中央公園愛護会で活動されている松本さんと、一般社団法人みなとみらい21の岩松さんより、みなとみらい地区で年間で行われているイベントや活動について伺いました。

“みなとみらい”といえば、やはり商業地のイメージ。そんな商業地でも1年のうちにいくつもの施設がオープンしたり、広々とした景観や、駅前などに人の集まるスペースがある点が特徴のようです。そして、そうしたまちなかには地域住民の方が中心となってつくってきた風景もあります。今回お話しいただいた松本さんは、地域の交流の場を作りたいという思いから、高島中央公園を拠点に日々の花壇作りや季節のイベントなどを、住民の方と地域企業や団体の方との協力のもと続けていらっしゃいます。

駆け足でお話しを伺う中にも、数えきれないくらい本当にたくさんのイベントが実施されていて、みなとみらいという地域は、比較的イベントなどを通した地域の盛り上げをしやすいところなんだと感じました。

…と、地域やイベントの様子も分かったところで、いよいよここからはアイディア出し!
まずは、模造紙に所属している組織や自身のもっている強みを書いて共有し、それらをヒントに次は付箋に「みなとみらいでやってみたいこと」を書き出して、そこででたアイディアを絞り込んでいきました。「親子で福祉体験」、「夜のピクニック」、「パパの仕事場見学ツアー」など、地域と働く人をつなぐ面白いアイディアがたくさん飛び出しました。


徐々に絞り込んで、最後は参加者全員で投票!


議論しながら絞り込んだ結果、今回はスポーツ系のイベントに多く票が集まったので、その結果をもとにして、全体ディスカッション。誰を対象にするか、どんなスポーツがいいか、使える資源はあるか、どんな仕掛けをしたらより面白くなるかなど…個々の思いも加えてアイディアを膨らませていきました。


アイディアがだんだんと具体的に面白味がでてきたところで、今日はここまで。次回のみなとみらいサロンでは、ここで出たアイディアをよりブラッシュアップさせていくワークを引き続き行います。地域のみんなで楽しむことのできるような、いったいどんなイベントになっていくでしょうか!?

今回のみなとみらいサロンにご参加いただけなかった方も、次回ご参加いただけますので、ワークの続きにご関心ありましたら、ぜひお越しください!


(事務局北川)

2014年2月14日金曜日

本日の雪景色をちょっこっとお届け!

事務局の北川です。

本日はまさかの吹雪で、外を歩くたびに雪まみれになる1日!
事務所の近くの様子をちょこっとだけお届けします。

休みの日の雪は楽しめる方も多いかもしれませんが、今日のような平日の雪は、仕事をする立場にもなるので、仕事に影響が出たりと、色々どぎまぎさせられました。

とはいえ、雪が降って静かになったまちの様子は普段と違った意味でとても新鮮!
雪が積もりたての横浜の銀世界を少し独り占めできました。
雪景色の撮影ならば、横浜も是非お勧めです!

明日も天候が不安定のようなので、外出の際はどうぞお気をつけて!



2014年2月3日月曜日

【大人のインターンシップ事業】中井町での竹林間伐体験をしてきました!

大人のインターンシップ事業の一環で、
日本の竹ファンクラブさんのコーディネートのもと、中井町での竹林間伐体験をしてきました。

朝、8時に新横浜に集合。バスで中井町へ。
中井町の役場につくと簡単なオリエンテーション。
役場の方もご挨拶をしてくださり、活動の概要や必要性についてご説明くださいました。
そして、みんなで現場へ。今回は総勢37名が参加。
作業前に現場で簡単にミーティングと班分けをして、作業開始。
 作業現場につくと、竹の間伐の仕方についてスタッフの方が説明してくださいました。
竹の切り方、枝打ちの仕方、枝の置き方等、初心者も多いので、危険のないよう丁寧に説明してくださいました。

そして、作業開始!
担当の範囲内で、細い竹や枯れかけている竹を切っていきます。
 最初はこれ切っていいのかな?と思ったり、
やってみると意外と固くて、なかなかのこぎりが進まなかったりするのですが、
慣れてくると楽しい。ハマる!がんがん切っていきます。

 切った竹はうまく斜面を活かして、下に降ろしていきます。
 倒すとき、斜面を落とす時は声かけが大事。
「切ります」「倒します」「落とします」
もちろん、安全に作業を行うためですが、こうやって声をかけあって行くと自然とメンバーの距離が近くなってきます。不思議。
切った竹は枝を中心に燃やしていきます。
残りの部分はまとめて後で土留め等に加工していくそうです。
作業が慣れて来た作業の後半戦は、 夢中で竹を切って汗びっしょり。
「こんなに夢中になるはずなかったんだけどなー(笑)」と参加者の方からコメント。
いやー、本当に作業が面白いんです。

そして、13時を過ぎると片付けをしてみんなでBBQ。

これは多いに盛り上がりました。
疲れた後のご飯は最高に美味しいし、竹林の雰囲気はいいし、作業を通じて仲間は増えたし!
今回は大川印刷の皆さんも活動に参加してくださいました。
そして、最後の締めのミーティング。
今後の活動の案内をいただきつつ、最後はみんなに「お疲れ様の拍手」で締め括りました。
また是非参加したい!と言ってくれた参加者が多かったので、この体験を通じて是非また参加してくれたら嬉しいです。みなさん、お疲れ様でした!