2009年11月2日月曜日

かながわ非営利組織セミナーを開催しました

































11月14日に、かながわ国際交流財団主催で、アクションポート横浜も協力団体となったかながわ非営利組織セミナーを開催しました。

(チラシ:http://www.k-i-a.or.jp/shonan/work/npo/pdf/NPOSEMINA-CHIRASHI.pdf


この10年、NPOの数も参加する市民も増えてはいますが、現場の活動に追われ、私たちがめざす社会、つまり、市民がつくる公共のあり方を真剣に議論する機会はむしろ少なくなってきているのではないでしょうか。 


このセミナーの前半は4つのセッションからなり、立教大学大学院の渡辺元氏は戦後の社会運動から現在に至る市民活動を振り返り、東京大学大学院の山脇直司教授が公共哲学の観点から市民やNPOが担う「新しい公共」を提唱しました。市川市の千葉市長からは、「新しい公共」のシステムの試みとして市民が税の再配分に関与するNPOへの「1%支援制度」を紹介してもらい、アクションポート横浜常務理事川崎あやからは、地元神奈川のNPOの現状を踏まえて新たな公共性創造についての問題提起を行いました。セミナーの後半では、これらのセッションを踏まえて、参加者が公共とNPOのあり方についての質疑応答や意見交換を行いました。


事務局:川崎

0 件のコメント:

コメントを投稿