2015年3月31日火曜日

【学生スタッフ体験談】いつまでもつながれる場所〜胡桃茅里

胡桃茅里(くるみちゃん、おくるみ)

法政大学 キャリアデザイン学部 キャリアデザイン学科

学生スタッフ(2013年度~2014年度)

みなさま、こんにちは!大学1年生のころから関わってきたアクションポート横浜の活動ですが、この春で“学生として”の関わりが終わります。私事ですが、大学を卒業し就職します。
4年間を振り返り、卒業のご挨拶と感謝の言葉をみなさまに届けたいと思います。


アクションポートに関わったきっかけ

アクションポート横浜のドアを叩いたのは大学1年生の9月です。大学生活初めての夏休みが終わり、自由な時間の使い方に戸惑い、不安に思い、大好きなふるさと横浜でボランティアを始めたいと思ったことがきっかけでした。
なぜボランティアかというと、友人がその年の夏休みにボランティアを始めて、一緒にいる時間が減り、ヤキモチを焼いたからです。それが人生で初めてボランティアを意識した瞬間でした。
数あるボランティアの中からアクションポートで活動しようと思った理由は、横浜サンタプロジェクトで着用するサンタクロースのコスプレが可愛かったから。これまでの話を振り返ると、当時の思考回路がなんとも単純なことがわかりますね。この時は大学生活でとても大切な時間が始まるとは、想像していませんでした。
他にも、リンゴの皮を剥いたり、子どもとおもちゃをつくったり、取材にでかけ記事をかいたり、多くのボランティアを経験しました。でもどれも一度きり。
多くのボランティア活動の中でアクションポート横浜での活動を続けようと思った理由は、“人との出会いが豊富だった”からです。出会いの先にあるものは、量でも質でも言い表すことのできない、“深く心地よく、豊かな出会いがもたらす人間関係”でした。なぜそのような豊かさがあったかというと、自分の考え方を仲間に素直に伝え、活動に反映することができたからです。お互いの生き方、考え方を尊重し合い、競い合い、同じ汗をかく仲間が高校生から社会人まで数多く関わるアクションポート横浜では、個人の満足で終わることのない、組織としての成長をみんなが求める刺激的な環境がありました。


活動してよかった!と思った時

大学生活を思い返すと、アクションポート横浜で活動をしてよかったと思うときは挙げるとキリがありません。その中でもアクションポート横浜の学生スタッフを卒業してすぐの大学3年生の1年間が、学生生活で最もアクションポート横浜で活動をしてよかったと強く思った1年間でした。
アクションポート横浜でお世話になった方々は、学生スタッフを卒業してもずっと応援し続けてくださいました。アクションポート横浜で出会った方々の多様な生き方や考え方は、大学3年生以降に踏み出した活動に生き続けました。アクションポートで出会った学生仲間は、大学卒業を控えた今も苦楽を共にし、笑い合い支え合うことのできる信頼関係を築き続けることができています。
一度離れたからこそわかる魅力でした。この感謝の思いが、大学4年生でアクションポート横浜の活動にもう一度戻りたいと思った大きな理由となりました。


大学4年生になり、叶えた夢

大学4年生の夏から冬にかけ活動させていただいたライフキャリア道場の活動は、アクションポート横浜とキャリアデザインを結ぶもので、私が夢にまで見た活動でした。“キャリアデザインで世界中を幸せにする“という目標を高校時代に掲げ、まずはふるさと横浜から世界へキャリアデザインを発信していこうと意気込んでいた私にとっては、学生生活の最後の年に舞い降りてきたチャンスでした。
さらに嬉しいことにこの活動は横浜にとどまらず、神奈川県の多くの大学生を巻き込み、キャリアデザインを考える機会を提供することができました。
大学4年生になって、1年間活動を辞めていたアクションポート横浜へ戻ることへの抵抗は、不思議なくらいにありませんでした。アクションポート横浜の仲間が、生き方、考え方を尊重し、応援していてくれたからです。
いつでも迎えてくれる場所があり、そこには同じ想いを持った唯一無二の豊かな仲間がいる。こんなにも恵まれた環境で、大学生活を送ることができたことを誇りに思います。


学生スタッフとして悩み考え続けた“学生らしさ“

アクションポート横浜の活動中に深く考えたことのひとつに、“学生らしさ”があります。学生だから、学生らしさがわからない。ずいぶん多くの時間、このモヤモヤと葛藤しました。
アクションポート横浜の学生スタッフとは、“アクションポート横浜で活動する学生の一歩先を見据えながら、学生に寄り添い、アクションポート横浜でやる意義をきちんと理解し発信する”役割を担っていると考えています。また、学生スタッフとして毎週通う中で私が尽力をしたことは、活動に興味がある学生の背中を押し、迷いがある学生の潜在的ニーズを引き出しながら“アクションポート横浜と学生を結ぶこと”でした。
結んだ学生とともに考える“学生らしさ”、一人ひとり違う答えに戸惑いながら、アクションポート横浜だからやる価値のある活動を生み出していきました。
思い返せば、アクションポート横浜の活動で“誰が見ても完璧な結果”を求められたことはありません。常に求められていたものは、“学生らしさ”でした。学生らしさとは、今だからできることであり、今だから学び感じることのできる成長をすることであり、今だから一緒にいられる仲間と夢中になれる活動をすることであると考えています。
横浜という大きな地で、個人の生きがいややりたいことを支えるアクションポート横浜の人に対する姿勢に、多くの人の心をつかむ魅力があると思います。
そんな魅力あふれるアクションポート横浜が、これからも飛躍し続け、私はその成長の力になることができるよう、想いを強く持ち努力を重ねたいと思います。
アクションポート横浜に関わるみなさま、大学4年間、ともに歩んでくださいまして本当にありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いします。

アクションポートで印象的だった瞬間BEST3

1 2014年度の4年生を送る会、照れ隠しで気の利いたこと言えずに、後悔しました。
2 当時の学生スタッフ3人で企画していた「なまはるくるくるまき」
3 2014年の新年会、みんなでおもてなしポーズ


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